腐女子は見た！【男主】

漫画 ページ29

現在、夜の9時30分。私の部屋の机には
中々終わらない課題…ではなく
絵を描くためのタブレットや小型の
プリンターが置いてあります


課題？終わらせたよ、腐は万全の状態で
楽しみたいからね！！



んで、今はそれぞれが好きなシチュの
絵を1時間以内に描いてます


日「1時間経過ー、出来た？」


我「色ぬりが不十分だけど、一応できた！」


運「自信作」


白「いやー、中々良いのが描けたよ」


「描けたー」


日「私も描けた、じゃあ…我々ちゃんは
最後で白尾ちゃんから！」


運「度合いは？度合いは？」


白「首輪ついてて、追いかけっこしてる」


運「……目ぇ瞑っとく」


白「オッケー……よし、私が描いたのは
こちらです！デデン！」


そう言って裏返されたタブレットには、
セリフ付きのコマ漫画が描かれている


1コマ目は、鎖の切れた首輪を
付けたA君が精いっぱい走っており

2コマ目ではそっと抱きすくめられる

3コマ目で、誰かが「逃げちゃダメだろ？」
と言い


4コマ目では涙目で怯えるA君の目元


そして5コマ目では…









「オレの、可愛いカワイイA？」




と、言い恍惚とした表情でA君を
後ろから抱きしめる佐喜真(スマイル)さんと
絶望の顔をするA君が描かれていた


「っ、かぁあー！良いなぁ！」


日「首輪が紫になってるのが侵食してる感じ
あるし、佐喜真さんのニコちゃんマークが
真っ黒に塗られてるのなんか闇深くて好き」


我「このまま屋外で首輪しながらスるって
のも…良いなぁ」


運「あのー…もう次行って良いですか？」


日「ん、良いよ！運営ちゃんは何描いたの？」


運「えっと、やっぱまだ下手だけど…」


送られた画像を見ると、運営ちゃんらしい
可愛らしいタッチで、青いニット帽さんの
マフラーを巻くA君のイラストが
描かれていた


右下の吹き出しには青くて丸い化け物？が
描かれており、(えっ、かわ…)とも
書かれていた


我「良いね！タッチが可愛いし全然
下手じゃない、タブレット買ったらもっと
良くなる！」


日「この丸っこいの可愛い」


「冬に見たら心もアツアツになりそう！」


まぁあかん想像も出てくるだろうがな！


すると、ピロンとラリンが鳴った


運「、明野のじゃない？」



「うん、A君から写真が
送られてる……って、え？」


A泊まるのって楽しいな、ブルークのパジャマデカすぎw
A(パジャマ姿の写真)


「…とうと」

写真※→←寮

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