腐女子は見た！【男主】

よく寝た ページ22

A視点


なんかカオスな状況で目が覚めました、
俺です


顔の真横にはめちゃくちゃイケメンな
人の顔があります。多分原因は俺です


……俺屋上で寝てたんだけどなぁ？



『ゾム、ちょっとどういう状況か
教えてくれん？』



Br「その前にAはトントンさんから
離れようね、よっと…」


そう言われ、体が宙に浮く
どうやらブルークに抱き上げられたようだ


『ブルーク、俺重いから降ろせ』


Br「やーだよ」


ゾム「なにイチャイチャしとんねん！」


してないんだよなぁ、ついでに言うと……


「(だrrrr」


スマホがバグってんのかって思うぐらい
連写してる明野は助けてくんねぇかな？


『ん、あれ？てかこのマフラー誰のや』


？？「あ、それ僕のです」


『あーすいません、お借りしました』


？？「！、いえいえ、悪いのは全部
ゾムなんで」


ゾム「なんでや！？」


？？「いやマフラー取ったのはお前
やろがい！」



賑やか…てかゾム、強奪はダメだろ


？？2「なぁなぁ、お前なんて名前
なんだ？」


ゾムとマフラーのやり取りを眺めていると、
背が少し低い黒髪の男子が話しかけてきた


『俺？えっと、AA』


シャク「俺、古波鮫(こはざめ)群ニ(ぐんじ)。シャークんって呼んでくれ」


『シャークん…カッコいいあだ名だね』


シャク「えっ、そ…か？」


なんか照れてるの可愛いな…てか

おい白尾、運営、廊下に倒れるな顔面
汚れるぞ、明野は連写やめろや
容量オーバーすんぞ


きり「あ、シャケズルイ！ねぇねぇ、俺は
霧谷(きりたに)晴矢(はるや)って言うんだ、きりやんって呼んで！」


『おん…きりやん』


きり「えへへ、友達になれた…」


…もう運営が死んでるのは突っ込まんからな
日常にお気を確かに！って言われてるのは
見てないからな
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古波鮫(こはざめ)群ニ(ぐんじ)

白尾高校の2年生、あだ名はシャークん.シャケ
白尾高校で俊敏さNo.1

担がれて走られてもまだ眠っていられる根性と
寝顔のあどけなさからAに興味を持った


シャク「あだ名で怖がられることは
あったけど…褒められるのは久しぶりだな」
(にへらと笑った顔が、頭から離れない)

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