５６ ページ6
.
コビー『近々スモーカー中将のところに行きましょう』
『うん…行く…』
コビー「ちょうどよかったですね。コートを渡すついでに紹介しますよ」
「いや…マジでヤバいかも…」
コビー「ハハ、大丈夫ですよ」
心臓がどうにかなりそう…
会うのを想像しただけで顔が熱い…
「顔…赤い？」
コビー「そこまで…」
会いたい。
逃げたい。
話したい。
逃げたい。
どっちだ。
「…ちょっとだけ着てもいいかな？」
コビー「内緒にします」
「あざっす…」
私はスモーカーさんのコートに腕を通した。
当然だけどブカブカ。
床につかないように裾を持つとより重さを感じた。
スモーカーさんに包まれてる気分。
我ながら気持ち悪い行為だけど。
「…どう？」
コビー「似合ってますよ」
「ふふっ」
コビー「かなりサイズオーバーですけど」
「中将になった気分…でもちょっとタバコ臭いね」
スモーカー「タバコ臭くて悪かったな」
.
スモーカー「タバコ臭くて悪かったな」
「ぎゃあ？！」
背後から声をかけられると言う不意打ち。
私は咄嗟にコートを頭から被るとその場にしゃがみ込んだ。
スモーカー「俺のコートか？」
コビー「はい」
スモーカー「モモンガから秘書が届けに行ったと聞いてな」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トモ(プロフ) - fumiさん» 日課とか至福の時間とかめちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！楽しみにしていて下さい！ (2022年12月9日 14時) (
レス) id: 1005e67eba (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 葵さん» 舌打ちしちゃいましたね…！ミルクさんの事に関してはこれからの展開を楽しみにしていて下さい！ (2022年12月9日 14時) (レス) id: 1005e67eba (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 毎日この時間読むのが日課になってます…至福の時間…次の更新楽しみにしてます(^^) (2022年12月9日 2時) (レス) @page44 id: ecedf01a49 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - ミルクさん!?舌打ちした(ーー;)ミルクさんっていい人なのでしょうか?何かアラマキに忠告されてましたよね?ミルクさん気になりますね! (2022年12月8日 20時) (レス) @page37 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 優梨さん» ありがとうございます！素敵な話だなんて嬉しくてモチベ上がります！楽しみにしていてください！ (2022年12月7日 19時) (レス) id: 1005e67eba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トモ | 作成日時：2022年11月28日 18時
