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ペローナ「A…手を繋いでやろうか？」
部屋から出た私に顔を近付けるペローナさん。
見えないけど息遣いから目の前にいるのだとわかる。
「ありがとうございます…でも自分で感覚を覚えたくて…」
手を繋いでもらうと甘えてしまう。
１人でも行けるように部屋の位置や距離を把握したい。
ペローナ「…ムカつく」
「え？」
ペローナ「私が手を引っ張って連れてくると言ったらやめろと言われた」
「え、あ、あぁ…」
ペローナ「Aの為にならないとか…そもそもあいつは自分で歩くとか…」
「そうだったんですね…」
ペローナ「悔しい！あいつの言った通りになった！」
顔はわからないが怒った顔や膨れっ面が想像できる。
ペローナ「あいつより仲良くなって嫉妬させてやる！」
「 ( いや…ミホークさんは嫉妬しないと思うけど… ) 」
そう言えばペローナさんの足音が聞こえない。
盲目故に聴覚が敏感になっているのに。
「 ( ホロホロの実が関係してるのかな… ) 」
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ペローナさんに見守られながら私は部屋に到着した。
私が寝ていた部屋からさほど離れていない。
ミホーク「起きたか」
「あの…部屋まで運んで下さったんですよね…」
ミホーク「起きる気配がなかったんでな」
「すみません…ありがとうございます」
ミホーク「腹が減っただろう。食事にしよう」
いい匂いがする。
これは絶対に美味しい。
ペローナ「A、お前の席はここだ」
そう言い、私の手を引くペローナさん。
椅子に腰掛けると隣の椅子が動く音が聞こえた。
「ペローナさん…私の隣ですか？」
ペローナ「私はお前の向かい側だ」
「 ( じゃあ… ) 」
ミホーク「お前の隣は俺だ」
ふと自分の椅子と隣の椅子に触れる。
椅子同士が当たりそうなくらい距離が近い。
部屋に入った時は広い印象を受けたけど。
実際は６畳くらいなのかな。
ペローナ「 ( こんな無駄に広い部屋でくっつきやがって… ) 」
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トモ(プロフ) - トリトンさん» キュンキュンをお届けできて嬉しいです！こちらこそありがとうございます！ (2月17日 19時) (
レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
トリトン - とってもキュンキュンしました！甘々なミホークをありがとうございます！！ (2月17日 3時) (レス) @page44 id: 861ce2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2月8日 7時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - 更新楽しみにしてました！！頑張ってください‼︎ (2月8日 0時) (レス) id: 66243e415f (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よっちゃんイカさん» お待たせしました！応援ありがとうございます！ (2月7日 9時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年4月10日 1時
