８ ページ8
.
ゾロside
ナミ「恐らくアルカ島は警戒心の強い島よ。私達が島に上陸するとわかった瞬間にAを奪われないように匿う可能性がある」
サンジ「素通りするフリをして島の様子を見てみるか」
ナミ「それがいいわね」
ウソップ「島に上陸するのは少人数の方がいいんじゃねぇか？」
ロビン「ふふ、信じてないんじゃなかったの？」
ウソップ「船長が信じるものを船員が信じないのはな…」
フランキー「それに罠じゃねぇかとビビるのは俺達らしくねぇ」
確かに俺達らしくねぇな。
.
数時間後。
俺達はアルカ島に辿り着いた。
島の人間に上陸すると悟られないように距離を保って素通りを装う。
すると島の高台に大きな屋敷を発見した。
ウソップ「屋敷だ！大きな屋敷がある！」
ルフィ「よし！あそこにいるんだな！俺が飛んで…うわ？！」
アルカ島に鳴り響くサイレン。
ルフィは咄嗟に耳を塞いだ。
緊急事態を知らせるサイレンで間違いねぇ。
ブルック「まさか私達を怪しんで…」
『島民の皆さん！女神様が屋敷から脱走しました！』
ゾロ「何？」
『島民全員で女神様を連れ戻しましょう！絶対に逃してはいけない！』
ほらな。
俺の直感は当たる。
ナミ「何がなんでも助け出すわよ」
フランキー「この島の港に錨を下ろして船を停めるのは危険だ！船を走らせながら助ける奴だけ島に降りた方がいい！」
ルフィ「よっしゃ！行くぞ！ゾロ！」
ゾロ「ご指名か」
ナミ「行くつもりだったくせに…」
ゾロ「…うるせぇ」
手紙を拾ったのは俺だ。
俺が行くに決まってんだろ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 666人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トモ | 作成日時：2023年1月27日 16時
