【ONE PIECE】運命の相手に告ぐ【ロロノア・ゾロ】 (ページ47)

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　ナミside

ゾロ「困ってんだろ。離してやれ」

それだけじゃないでしょ。

顔に書いてあるわよ。

気安く触ってんじゃねぇって。

Aを見た瞬間に告白して＂運命の相手＂だなんて。

ルフィとは違う理由で言いたかったんでしょ。

Aを連れていくような真似したら許さないって。

私とロビンはそんなのお見通しなのよ。

バルトロメオ「A先輩…確認を怠ってしまったべ…」

「確認？」

バルトロメオ「…恋人はいるだべか？」

勝手にいないと思い込んでいた。

もしかしたら自分の世界にいるかもしれないのに。

「いないです…」

ナミ「A…それは…」

「あっ…本当です。彼氏いない歴４年とかで…」

この世界にはいないだろうけど自分の世界には？

私の言葉の意図がわかったみたい。

バルトロメオ「なら俺にも可能性はあるって事だべ！」

ルフィ「ロメ男！Aはやらねぇぞ！」

そうよ！ルフィ！言ってやりなさい！

バルトロメオ「でもA先輩が俺を好きになって…俺の側にいたいって言ったら…」

ルフィ「Aが本当にそうしてぇならいいんじゃねぇか？」

ちょっと！もう少し駄々をこねなさいよ！

ルフィ「でもAはロメ男の事は好きじゃねぇだろ？」

こう言う時にルフィのデリカシーの無さが役立つ。

でもAは「好きじゃない」とは言わなそう。

「好きじゃないだと語弊が…まだ出会ったばかりなので…」

その答え方に不満を抱く男が背後からあんたをガン見してるわよ。

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