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ルフィ「ならAが怪我しないようにすればいいんだろ！」
ナミ「怪我に関してはそうだけど…」
ルフィ「A！大丈夫だ！」
そう言うとルフィさんは私の両肩を掴んだ。
ルフィ「俺達が守るから心配すんな！致命傷なんて負わせねぇ！」
「ルフィさん…」
チョッパー「採血でわかる事もある！俺もAの体を定期的に調べるよ！痛みを感じないなら違う形で不調がわかるような薬を開発するから！」
「すみません…ありがとうございます…」
後悔しても現実は変わらないのに。
やはり後悔してしまう。
ニセ悪魔の実を食べなければよかったと。
ロビン「あまり落ち込まないで。悪魔の実にリスクは付き物よ」
ブルック「カナヅチになる事は共通のリスクです。しかし悪魔の実にはそれぞれ何かしら制約や弱点があるんです。Aさんだけではありませんよ」
「はい…」
表情に出すと気を遣わせてしまう。
落ち込むなら１人の時に。
皆はもう切り替えてくれてるんだから。
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「うっ…うぅ…」
その日の夜。
見張り台に腰を下ろすと私は両膝を抱えて静かに泣いた。
部屋で泣くと女性部屋に私の泣き声が聞こえそうな気がして。
ナミ『ここら辺の海は海賊が多いなとか海軍の船を遠くに見つけたとか。そう言う時に見張りをするの』
買い出し前にナミさんが言っていた。
昨夜は念の為にゾロさんに見張りを頼んだと。
でもアルカ島から離れた今夜は見張りをする必要はない。
その言葉通り見張り台に来たけど誰もいなかった。
心置きなく泣ける。
「ついてないなぁ…」
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作者名：トモ | 作成日時：2023年1月27日 16時
