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チョッパー「孤独だったんだな…」
ウソップ「食い物に困らないとしてもその生活は辛いな…」
ロビン「本当に困らないと言えるのかしら…」
ウソップ「え？」
ロビン「精神的に追い込まれれば食事は喉を通らなくなるわ」
ウソップ「そうか…そうだよな…」
確かに美味しいと感じたのは最初の方だけ。
食欲が湧かなくなり、徐々に食事の量は減った。
ナミ「よかったわ…あなたを助ける事ができて…」
私の話を真剣に聞いてくれて嬉しい。
でも疑いたくならないのだろうか。
本当に異世界から来た人間なのかと。
「あの…疑わないんですか…？」
ルフィ「ん？」
「異世界から来たと言う事を…」
ルフィ「だってそうなんだろ？」
「そうですけど…」
ルフィ「お前がそう言うんだから本当だ。だからお前の世界の話を聞かせてくれ」
証拠がなければ信じてくれないと思った。
妄想だと疑うんじゃないかと。
異世界の人間だと証明する為。
私物を見せる理由はこれ以外にない。
そう思っていたのに。
こんな展開になると誰が予想しただろうか。
「サンジさん…私のリュックは…」
サンジ「厨房だ。取ってくるから待っててくれ」
サンジさんが持ってきたリュック。
私は食材を掻き分けて自分の財布を取り出した。
ルフィ「それは何だ？財布か？」
「自分の世界から持ってきたものです…持ってきたと言うかたまたま持っていて…」
コンビニに行く途中だったんだよね。
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作者名：トモ | 作成日時：2023年1月27日 16時
