【ONE PIECE】運命の相手に告ぐ【ロロノア・ゾロ】 (ページ44)

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「ルフィ先輩ぃーッ！！」

食堂にまで届いた男性の声。

知り合いだろうけど「ルフィ先輩」と呼ぶ人がいるんだね。

ルフィ「ロメ男だ！」

そう言うとルフィさんは椅子から立ち上がった。

「ロメ男？」

ナミ「バルトロメオ。ルフィの事を尊敬と言うか崇拝してる海賊なの。ちなみに船長よ」

「海賊…」

ナミ「ルフィに憧れて海に出た言わばファンね。ルフィだけじゃなくて私達の事もナミ先輩とか言って慕ってるのよ」

ルフィさんに憧れて海に出るなんて。

相当なファンだよね。

ナミ「Aも行くわよ。紹介するわ」

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サウザンドサニー号に横付けされた大きな船。

一際目を引く船首からルフィさんに対する熱量が窺える。

どの船よりもルフィさんが乗っていそうな船だ。

ルフィ「ロメ男！久しぶりだな！」

バルトロメオ「ルフィ先輩！先輩方もお元気みてぇでよかったべぇ！」

日本でしか聞けない東北訛りのある口調に懐かしさを感じた。

バルトロメオ「そっちにお邪魔しても大丈夫だべか？」

ルフィ「おぉ！こっちに来い！」

満面の笑みを浮かべるロメオさん。

光の速さでサウザンドサニー号にやってきた。

バルトロメオ「お邪魔しますべ！」

私は後ろの方で皆の会話に耳を傾けた。

ウソップ「まさかこんな所で会うなんてな」

バルトロメオ「ルフィ先輩と同じ航路を行ってるなんて感動だべ」

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