訳あり少女、拾いました。 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:110 hit

5人（貴方Side）ページ4

「っん、、」

目を覚ますと、知らない背景。

「あっ、起きましたか！」

「っ、！？」

急に聞いたことのない声が上から降ってきて、起き上がると、

「良かったですっ！」

と微笑む白髪のイケメンさん。

「やっ、、」

　また、あんなふうに、、

「なにもしないよ、大丈夫」

別の声、その声は少しだけ聞き覚えがある気がする、そう思ったら案の定、

「ぁ、、」

「意識、平気？」

私を救ってくれた男性だった。

「は、い、、助けてくれて、
　本当にありがとうございました、。」

「ぜーんぜん。…聞いてもいい？」

「、、？…」

「んと、俺は一ノ瀬彼方、で、」

「相川真冬ですっ！」

黒髪の男性が一ノ瀬彼方さん、白髪の男性が相川真冬さんというらしい。

「、、私、は、如月Aです。」

「Aちゃんか〜！いいね！」

相川さんの笑顔のおかげで少しだけ緊張が和らぐ。

「あ、、もう3人ここに住んでるんだけど連れてきても大丈夫、？」

一ノ瀬さんに尋ねられて迷ったが、良い人なのは感じれるため、首をタテに降る。

そうして一ノ瀬さんが連れてきた三人の方々。

天宮翔太さん、浦田渉さん、坂田悠さんというそうで、3人ともとても良い人だと思う、、。

「よし、とじゃあAちゃん、」

一ノ瀬さんに名前を呼ばれ、首を傾げると

「、話せる？今までのこと、」

「っっ、、、!!!………」

思い出したくない、あんなこと、…

でも、、

「は、い、、」

この人達なら受け入れてくれると思った。

気がつくと私は今までのことをゆっくり話し始めていたんだ。