被験体036の多難な学校生活

MISSION ： 2 ページ3

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筆記試験当日

『ふわぁ〜』


おそいかかってくる睡魔にあくびがでる。
いつもなら何も言われないが今日は筆記試験でここはイーデン校。


「今は任務中だぞ？気を引き締めろ」

『…わかってるよ…父様』

もちろん父親じゃない。
父親役だ。名義上はあの研究施設の長らしい。

実際は組織の役員だ。幹部って言ってたけど。


父様と分かれて会場内に入る。
はしゃぎ回ってる周りの子。
甲高い声でさけぶものだからうるさくてたまらない。


席を指定されたのでそこに座る。
全員が着席した頃、試験についての説明がされる。

その後、紙が配られ試験開始の合図がされた。


「では、時間始め！！」


鉛筆を持たずに、一通り問題に目を通す。


…なんだ、身構えて損した…
めちゃくちゃ簡単、楽勝。


さらさらと問題を解いていく。
全て解き終わって顔をあげると周りでは全く解けていない様子。


テストなのに寝てる子とか泣いてる子、
勘で選んでる子までいる。


しっかり鉛筆を持って解いていたら良い方だ。
それでもうんうん唸っていて、全く鉛筆を動かしていない。


時計を見ると半分以上時間が余っていた。


まだまだ時間がある。
ねむいし、寝ちゃおうかなぁ。

1つあくびをして机に伏せる。
目の前が一瞬でまっくらになって
そのまま意識をおとした。



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短くてすみません…
文字数の関係で…

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