被験体036の多難な学校生活

記録書 ページ2

A・ブレイブ

東国の組織が運営する研究施設で育つ。
被験体036

年齢 5歳
誕生日不明


能力

視覚から読み取った情報を瞬時に記憶する。
その情報を忘れる事はなく、すぐに引き出すことができる。

読み取った情報から、状況を理解する能力に長けている。
これが実験により、向上したのか元々の能力かは不明。


キャパオーバーすると発熱し、意識を失うことが多い。
頭痛を訴えることも。

副作用なのか、ずっと眠気を感じている。





＿＿＿＿＿＿＿＿



この能力を使って、数々の任務をこなす。
不可能任務とされた任務をクリアした経験もあり。


実験の一つとして、身体能力強化を検証。
それに伴い、強化に耐えうる体にするための訓練を開始。


しかし、強化をする前に能力の一部として
脳の働きにより、動体視力が体の発達と共に上がった。

そのため、俊敏な動きが可能となる。
動きが遅く見えるとの証言あり。


脳の超加速稼働により、思考が加速して知覚が速くなり
動きぐ遅く見えた可能性がある。

能力による、身体的効果が見られたため
そちらの調査を優先する。


身体能力強化は他の被験体に実施予定。




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A・ブレイブの容姿に関して


3歳ごろに目の色素が落ち、オッドアイのようになった。
理由として、その頃行っていた実験が関連すると思われる。

しかし、どの実験内容がどのように作用したのかは不明。
他の被験体でも調査が必要。



追記

＿＿が勝手に髪を染めさせた。
そのため、色が茶髪から銀色に変化。

元に戻らない。
なぜ戻らないのかは不明。

＿＿の行動について進言を。
お気に入りだと言ってよく連れ出している。

実験を進めようにも進められない。
＿＿の異動を願い出る。





＿＿＿＿＿＿＿＿


A・ブレイブには不明な点が多い。
能力が身体的な所に作用している。

A・ブレイブと同じ実験を
他の被験体で施行するも、全く上手くいかない。
施行後、1ヶ月ほどで亡くなった。

A・ブレイブの身体が特殊である可能性も。
A・ブレイブへのこれ以上の実験を中止した方がいいとの意見も出ている。




A・ブレイブに関して調査を続ける。



全ては組織のために。
東国のために。

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