STORY：6 ページ9
アーニャがくるっとヘンダーソン先生の方を向く。
そこには他の生徒へ説明をする先生の姿が。
『っ、おい待てっ』
俺がそう言うのと、
アーニャが拳を突き出したのは同時だった。
とっさにデズモンドの後ろに周り、ふっとんでいくのを支える。
『おいっ！大丈夫か？！』
これ子供にしてはなかなかの威力じゃね？
その証拠にデスモンドの頬は赤くはれていた。
「う、うわああん」
泣き出すデズモンド。
自分から突っかかったくせに何泣いてんだよ。
めんどくさい。
「何の騒ぎだ！？」
先生がこちらへ駆けつけてくる。
「せんせー!こいつがダシアンさまをなぐったー!」
「…てをのばしたとこにぐうぜんこのひとが…」
「うそつけー！！
なんでごまかせると思ってんだおまえー！？」
「ていうかさっき先生が見てないか確認してただろー！？」
騒ぐ前にさっさとデズモンドの手当てをしてほしい。
仕方ない…
そう思いながら泣さじゃくるデズモンドの傷を確認する。
けがをしたのはアーニャが殴った左頬だけか。
まぁ、俺がふきとばされないように受け身をとりつつ支えたからな。
手を動かしながら話を聞く。
殴った理由はこいつがベッキーの足を踏んだから、と。
そうは見えないけどいっか。
こいつうざかったし口を挟む理由もない。
アーニヤの言葉にベッキーが感動してお礼を言っている。
早くこいつ連れてってくんないかなぁ？！
仕方ない。
『先生。デズモンドを保健室まで連れていっても？あぁ、大丈夫です。道は分かります。』
「本当か、助かる。私は周りからくわしい話を聞く。連れていったら、C棟ラウンジで保護者と合流だ」
『分かりました。ほら、デズモンド行くよ』
はぁ、何で入学早々こんなことに巻き込まれないと…
帰りたい…
＿＿＿＿＿＿＿＿
なぜか
デズモンドが吹き飛ぶのをとめ、
手当して保健室へ自ら連れていった。
という友達を守り、自ら行動をした。
みたいなことで星が与えられた。
なんでだよ？！
荒ぶる気持ちの中猫をかぶってにっこり写真を撮った。
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西の者 - 出だしは面白く感じたのですが、主人公が小1らしくなくて微妙でした。 (1月4日 11時) (
レス) id: 9916c8593b (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろいです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月31日 0時) (レス) @page46 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
チョコドーナツ(プロフ) - レモンはちみつさん» 反応してもらったら嬉しいのめっちゃ分かります…！男主良いですよねぇ、僕も読み専だったけど書く側にも来ちゃいました笑 (2022年6月22日 18時) (レス) id: 915577a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - アニメ好き学生！さん» 私も男主作品大好きで…ずっと読み専だったのですが書く側にまわってしまいました。ご期待に応えられるように頑張ります！気持ち悪いくらいニコニコしながらコメント読ませてもらってますよ〜！ (2022年6月22日 18時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - チョコドーナツさん» 説明がお上手で･･･！その通りですよ〜！これ考えるのに1番時間かけたかも･･･反応してもらえると頑張った甲斐があります！とても嬉しいです！ (2022年6月22日 18時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンはちみつ | 作成日時：2022年5月10日 18時
