STORY：4 ページ7
入学式当日
「諸君らは選ばれし者たちである！
自らのあるいは保護者の方々の努力によって＿＿＿＿＿
入学おめでとう!イーデン校一同心より観迎する!」
長い校長の話が終わった。
今日は入学式。目立たず、無難に終わらせよう。
そう決意しているとクラス分けが発表された。
「第3組 セシル寮＿＿A・ラフェントノア」
名前を呼ばれたので階段をおりて列に並ぶ。
「ダミアン・デズモンド」
デズモンド＿
そう言えば父さんが何か言っていたような
なんか聞き覚えあるんだよなーなんだっけ？
にしてもなんかえらそうなやつ。絶対関わりたくない。
そんなことを考えていると、やけに緊張した動きでこちらに向かってくるやつがいた。
え〜っと、確かアーニャって呼ばれてたっけ？
そのアーニャにベッキーが話しかけた。
「よろしくね！こっちはAよ。あたしベッキー。
あなたは？」
勝手に俺のことを紹介するベッキー。
はぁ？なに勝手に巻きこんでくれてんの？
しかし話しかけられた当人のアーニャはすんっと前を向き、ベッキーのことを無視した。
「まぁ！！」
おどろいたようにそう言うベッキー。
「まぁまぁ、ベッキー。人見知りなだけかもだろ？あんま気にしないであげてよ」
猫をかぶってそう言う。
ベッキーの家は大手軍事企業であるブラックベルCEOだ。
当然軍人の父さんとも関わりがあってそのつながりもあり、同い年の俺らは面識がある。
「＿＿＿それでは新入生は担任について校内を見学したのち各教室へ。その間保護者の方々は＿」
その言葉とともに俺たちは校内へ移動し始めた。
食堂へ移動していくと星の話になった。
やはりあのデズモントがえらそうな口で
「特特生などあたりまえだ」とかほざいてる。
さらに国家統一党総裁の息子だとかなんとか。
うっざ。なにあいつうさすぎ。
お前はただの息子で結局力があるのは父親だろ。
しかし、お偉い方々と付き合いたいのか周りに群がり、話しかける生徒たち。
う〜わっ。ひくわー。むりむり。何あいつら。
とか思ってたら、デズモンドがこちらを振り返る。
うわ最悪。
こちらに向かってきたと思ったが用があったのは、ベッキーのとなりにいたアーニャ。
「おまえんトコは？親は何の仕事してんだ？
レベルによっちゃおまえも友達に加えてやってもいいぞ？」
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西の者 - 出だしは面白く感じたのですが、主人公が小1らしくなくて微妙でした。 (1月4日 11時) (
レス) id: 9916c8593b (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！凄くおもしろいです！これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):作者様の無理ないよう、更新頑張ってください！応援してます☆彡 (2022年10月31日 0時) (レス) @page46 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
チョコドーナツ(プロフ) - レモンはちみつさん» 反応してもらったら嬉しいのめっちゃ分かります…！男主良いですよねぇ、僕も読み専だったけど書く側にも来ちゃいました笑 (2022年6月22日 18時) (レス) id: 915577a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - アニメ好き学生！さん» 私も男主作品大好きで…ずっと読み専だったのですが書く側にまわってしまいました。ご期待に応えられるように頑張ります！気持ち悪いくらいニコニコしながらコメント読ませてもらってますよ〜！ (2022年6月22日 18時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
レモンはちみつ(プロフ) - チョコドーナツさん» 説明がお上手で･･･！その通りですよ〜！これ考えるのに1番時間かけたかも･･･反応してもらえると頑張った甲斐があります！とても嬉しいです！ (2022年6月22日 18時) (レス) id: 95afc2042e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンはちみつ | 作成日時：2022年5月10日 18時
