50話 チャンス ページ2
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「ってぇ！なにすんだこのアホ女!！」
『黙れ変態!！それ以上近づくな！』
なんだよハクの馬鹿野郎
無礼にも程がある！
「やっぱ、テメェがこの世で一番嫌いだわ!！!！」
『へっ！私だって嫌いよ！ばーか、ばーか!！!！』
「ぶっとばすぞ！」
『上等じゃゴラァ!！』
ヨ「お止めなさい二人とも！！」
「『あぁ！？ぁぁぁ………！！」』
胸倉を掴み合い、今にも拳を突き出さんばかりのところに入ったおしとやかな声
ハクと同時に振り替えると突進してきた姫様
咄嗟に手を伸ばし、なんとか受け止めた
『っと…、姫様は本当に考え無しに動くんだから…』
ハ「少しは姫らしく「あぁヨナ姫！ごきげんよう！」あぁ居たのか」
しまった、忘れてた
姫様を見て目を輝かせるテジュン
あれ……？
パッと姫様の手を離し、中庭に出た
ルシアと武人は…？
テ「本当に可愛らしいですね、ヨナ姫は。まるで子猫のような力で抗われると、ますます触れたくなってしまいますよ」
ヨ「や……っ、いい加減に…」
あの野郎いつの間に！？
『姫様「おっと、そうはいきませんよ」っ！お前……！！』
背後に立ち、首筋に袋槍の刃を当てるルシア
四方八方から伝わる強い殺気
囲まれた…！
武人もこいつも相当怒ってる
ハクと姫様はテジュンに阻まれ、ハクが必死(笑)に姫様を守ってる
ハ「どうして嘘だと申されるんで？俺と姫は幼少時より将来を誓い合った仲ですよ。ね、姫様」
ヨ「ほほほ、やあね人前でーーっ」
『っく…ふふ……ふく…』
ル「刃物を向けられながらも笑う度胸は認めてやろう」
グッと食い込む刃
中庭に降りたのが間違いだった
ハクや姫様からは死角
絶対に見えない
ル「これが最後のチャンスです。ここで死ぬか、私の妻となり服従するか!！」
このままだと殺される
死ぬのは嫌
こいつに従えば不自由無く暮らせる
姫様にもハクにも煩わされない
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決めた
自然に口が緩んだ
息がかかるほど近い位置にあるルシアの顔
そっとその頬に触れ、
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静かに顔を近づけた
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fruit - ハクのハが八「はち」になってますよ。 (2021年8月11日 0時) (
レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
コロコロオムレツ - そう、思って頂けて本当に嬉しいです！！ありがとうございます！ (2020年5月6日 17時) (レス) id: b67c3bf95a (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - 毎日更新を楽しみに待ってます！！夢主とハクの絡みが面白くて、気付いたらニヤニヤしながら読んでます笑 (2020年5月6日 16時) (レス) id: 8ecca9012c (このIDを非表示/違反報告)
コロコロオムレツ - ありがとうございます！ (2020年5月3日 10時) (レス) id: b67c3bf95a (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2020年5月3日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロコロオムレツ | 作成日時：2020年2月23日 11時
