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剣士の道3 ページ37

リリア「凄く腕の立つ?」
「最初は新陰流という流派でした。人(柳生宗厳)に『その構えでは刀を取りますぞ』と言い、向かい合ってすぐ人の刀を無手で一瞬でとった人です。」
リリア「何と?」(3回目)
「さっき話した人は弟子入りし、後に縦横7メートル以上、高さ2メートルの岩を刀で切断。」
シルバー「岩を?」
「岩の件は逸話。弟子の窮地は助けた良い師だったそうだ。」


リリア「お主…非常に技に詳しいが剣に興味があるかのう?質問はオッケーじゃ。」


「一家を呪ったと言われる刀(村正)、
ひとりでに動く刀(祢々切丸)、
人を呪う者を殺した刀(鬼丸国綱)、
美女を拐う悪魔を殺した刀(童子切安綱)、
雷神を切った刀(雷切)、
ゴーストを切った刀(にっかり青江)、
骨を砕く程に強く、『見るな、寄るな、触るな、危険』と言われた刀(骨喰藤四郎)とかが気になりますね。
そんな刀ありますか?」

シルバー「ゴーストって切れるものなのか?」
リリア「そんな忌み名ものは無いぞ。」
「武器はあらかた知ってます。それより、セベクは?」




セベク「2998!2999!3000!終わった、ぞ!」
「……強いな。打ち込む時は叫ぶ流だ。闘気はあるから、打つ前に並の者は怯む。よくやった。」
セベクは肩で息をしている。
リリア「意志が強い。筋も通っておる。良いぞ。」
セベク「あり、がたきお言葉……!」
シルバー「厳しい鍛錬だったろう。休憩を挟もう。」



リリアがセベクと先程Aが話した内容を伝えている最中、視線と気配を感じる。
物陰からずっとだ。

「シルバー?後に何かいるのか?」
シルバー「いや…なんでもない。」
「そっか。」
シルバー「……」
「………(やべ、気まずい。)」
繊細な白い髪だ。
間近でAの髪を見てもそう思う。
俺は銀の髪だが、比較すればAの髪よりも断然硬そうだ。
雲のようにふわふわとしている。
「シルバーって綺麗な瞳をしてるな。」
シルバー「この目のことか。」
黒い闇に煌々とする星が俺に向いた。Aはそんな瞳だ。
「茨の女王、かつて娘がいて、シルバーと同じ瞳をしていたんだ。」
シルバー「オーロラの瞳をか?」
「そう、それで茨の女王は娘にオーロラって名付けたらしい。」
Aは笑ってはいないが何処か和やかだ。
「本当にオーロラに似てる。中身(フィリップ)王子のようなのにすぐ寝る。」
シルバー「善処はしているが、どうしても」
「…………あのさ、シルバー、



















緑の薔薇、マレウスは喜んでくれたか?」

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作品ジャンル:ファンタジー
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雪猫 - ♡のアズールとリドルに来て欲しいですね(・ω・) (2022年10月11日 17時) (レス) @page5 id: f747907852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon  
作成日時:2022年10月2日 11時

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