ツイステ答えを見つけて考えた結論は (ページ33)

今日:16 hit、昨日:12 hit、合計:2,938 hit

ヤリカタギページ33

ヤリカタギ、フロイドがそうAさんのあだ名を決めた名前。
理由は色は白、黄、黒となっているからでしょうか。
しかし、フロイドはあだ名を決める時は最初は雪のようなシルバーセルフィンモーリーかと考えたのですが、それにしては青みが無いのでやめました。

ある日、フロイドがAさんに怒られているのを見つけました。こうなったのはフロイドがちょっかいのかけ過ぎが原因です。

ひらひらとしてるようだからチョウチョウウオだとフロイドは決めましたが、チョウチョウウオは群れで過ごしますよね？
そう僕は言いましたが、フロイドは先程の件からあだ名が思いついたと笑いました。
基本は一人でいる事が多く、向こうが自分のテリトリーに入って来たら抵抗する。
フロイドはこれに近い魚を思い出しました。

「ヤリカタギ」

ヤリカタギはチョウチョウウオの中で一番気の強い性格。
確かに彼に合いますね。

「あ、ベラ先生じゃん。」
フロイドがそう言った先に居るのは背中が半分隠れる程長い髪の男性、グロウ先生でした。
グロウ「ベラ？」
フロイド「ホンソメワケベラ。だってベラ先生、ヤリカタギと瞳しか似てないし、テリトリーに入っても特に何ともないじゃん。」
確かにフロイドの言う通り、グロウ先生はAさんから怒られることはありませんでした。
海の中ではホンソメワケベラは敵があまりいない、衝突の少ない調和のとれた魚です。身内なので許容範囲だからでしょうか？

グロウ先生は「そうか…」と単調に低く言いました。
表情は変わらない所は親子と言うべきでしょうか、凪の水面を見ているようです。

グロウ「フロイド・リーチ、一つ聞きたい事があるがいいか？」
フロイドはいつもの口調で聞きます。

グロウ先生は口を開き
「与えられた愛への対価として物や金で支払続けようとするのは普通の事なのか？」
と何処か妙に感じる事を出しました。

フロイドは気の抜けたような声をしました。
「当人は当たり前のようにしているが、愛は無償でやってるのであって決して実利的な愛(プラグマ)ではない。」
伝わらない気持ちは哀れに思えてきました。

お世話になりましたし、グロウ先生の気持ちを伝えねば。
そう思ったのですがグロウ先生は「『そう言うことではない。』と言われた。」と目を伏せました。

「俺と同じ系統の愛を注いだ母親に対してもだ。」
愛に対価を払うとは…思いやりは無償であるというのに。
グロウ先生は次にあまりにも違う事を出されました。