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燃える街 ページ17

過去にロロ・フランムは魔法を嫌う程に何を味わったかは知らないが、言っている事は別に間違いではないから肯定する。
ロロ・フランムの表情が柔らかくなった事だし早速言うか。お決まりのアレを。

「ロロ・フランム、





友達になってください。」

ロロ・フランムは目を丸くする。
「何故?」
「今回でロロ・フランムは良い人だって分かったし、魔法の恐ろしさを理解している。一緒に話してて聞いてて気分がいいんです。気に入ったんです。だから友達になりましょう。」
神谷○史ボイスが聞きたいと言う下心をちょっと付け足して俺は言うと、ロロ・フランムは許可した。

言質取ったりー!
でも、仕方ないなのと珍妙なものを見るような顔をしてんの何で?

「魔法嫌悪するまでの過去は辛いものだろうけど、暴露するのが嫌なら話さなくて良い。俺はただ正しいと思って行動するロロ・フランムを立派に思うよ。」

ロロ・フランムはそうかと言って別れた。

友人32


あれから一年

ネージュとチェーニャに誘われ仮面舞踏会に参加しようとしたが、この有様はなんだ。囂々(ごうごう)と地獄の炎の如く燃え広がるように赤い花は蔦を一本一本広げていく。花の街は火の海になっていた。

そうだ、ノートルダムの鐘ではパリは大火事が起きたんだ。原因はディズニーの鏡の世界で考えると十中八九は実行犯ロロ・フランムだろう。
だってこの花は魔力を吸い上げる能力を持っているし、魔法嫌悪者は学園内ではロロ・フランムくらいだ。

絡んでくる蔓を解いて行こうとしたら、赤い衣の壮年の男性と青年、そして猫のような魔獣がいた。トレイン、監督生とグリムがいた。
トレインは俺に気づくとすぐに声をかけた。
グリム「A!オマエもいたんだな。」
トレイン「蔓が絡んでいるな。すぐに解いて」
その後は続かなかった。
蔓は切られたからだ。
グリムは監督生の俯いた顔を見たとたんに、「子分?」と様子を伺う。
何故か浮かない表情をする監督生の手には黒い取っ手のナイフが握られている。
「魔力、どれくらい吸われましたか?」と監督生が聞くから俺は「ちょっとだけ」と答える。すると監督生は「クソ花が」とボソッと悪態をつく。
トレインは首を傾げるが、グリムは悟ったような呆れた顔をする。

監督生は寄ってくる花に向かってドスッとナイフで刺した。
監督生は花が寄ってくる度に眉間にシワが寄っていく。そしてナイフを引き抜き、切って行く。草刈り機のように

キレた監督生→←逆さま祭り



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作品ジャンル:ファンタジー
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雪猫 - ♡のアズールとリドルに来て欲しいですね(・ω・) (2022年10月11日 17時) (レス) @page5 id: f747907852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon  
作成日時:2022年10月2日 11時

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