海底にある島 ページ26
齢は15。
父親は「そろそろ学校に行ける頃だ。」と俺を地下へ案内する。
机の上に置かれている青いとんがり帽子だ。
星の柄。ファンなら察しの通りミッキーが被っていた帽子だ。
かつてイェンシッドが被って蝶々を作っていた時のだ。
父親「この帽子は知ってるか？」
A「魔力強化帽子。先祖が使っていた。」
父親「知ってるのか」
父親は帽子を持って口を開ける。
父親「被れば魔法を使えるようになる貴重な帽子だ。一流が被れば鬼に金棒だが、三流が被ればどうなると思う？」
A「駄目になる。」
父親「そうだ、魔法を理解していない半人前が被るべき代物ではない。この帽子は魔法を正しく使いこなせる人物のみ赦される。
まぁ、魔法に興味は有っても人より使わないお前は必要無いな。」
魔法は娯楽だ。
慣れたけど、使う必要が今のところルーラが可能な魔法の鏡。
後、友人のユニーク魔法や魔法の絨毯に頼っている。
全然使ってないな。マジで。
必要事項以外レベルに使ってない。
掃除や水汲みは自力でやってる。
俺はイェン・シッドの親戚なのに、全然。
不満はない。映画鑑賞レベルで他人の魔法を見てるだけ。
異例の魔法使いだよ。YESマジックNOユーズ。変だろ。
魔法を知ってるのに使わない男の通り名はノー・マジか？
マグルじゃねーよ。
ダズリー家じゃねーんだぞ。
父親「お前は魔法士になれる。だが、その前に魔法のデメリットを教えよう。課外授業だ。」
広大な海の上に俺と父親は浮かぶ。
父親は大きく「シュラウド！門を開けろ！」と言う。
海は円状に穴が開いて中には透明なドームがある。
俺と父親はドームの中に入った。
青い炎のような髪の男性と女性が立っていた。
風景はギリシャのポリスのような建物がいくつか立っている。
ディズニー、ヘラクレスの世界じゃん！海底ってルパン○世のカリオス○ロの城かよ。
感動してると男性が「A、お久しぶりです。用件は何ですか？」と父親に聞く。
なんだか何処となく冷めてる感じだ。
シュラウド家は財閥の家で多くのオーバーブロットの化身を封印してる。
オーバーブロットの化身って何？
父親の話を承諾した男性はこの島の管理者だろう。
俺と父親はこの島の重要なところである管理塔へ行った。
中は青い光で照らされてる。
此処が高い技術力のある所だと思い知らせる。
俺は気になった事を父親に聞く。
父親「彼とはブロット研究の仲間で、対処法を調べてる。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
