行こう、少年の家へ！ ページ3
A「…」
トレイ・クローバーは「と言う訳なんだ。」と一連の流れを言った。
俺は少年の母親の愛情に対して怒りはしなかった。
母親なりに息子を思っての行動だろう。
だが、それでは束縛状態だ。
俺はトレイ・クローバーに「その少年の所はどちらですか。」と言った。
トレイ・クローバーは目を見開き固まる。
A「部外者であるのは承知ではあっても、このままにしてもスッキリしないです。」
トレイ・クローバーは冷や汗を流して「でも俺は中に入れないし、親が君を友達として歓迎するとは言えない。」と言った。
そんなの承知だ。
でも、このままにしては何も変化しない。
相手は自分より歳上でも納得いかない。
A「トレイ・クローバー、恐れているなら尚向かうべきです。相手が厄災なら、それを防ぐ為には行動です。己の良心に従いなさい。わがままになっても良いんです。」
俺はトレイ・クローバーの手を引っ張って行く。
でも抵抗の気配はなく、少年のいる所へ案内する。
道中で突然、頭が現れた。
少しビックリしたが、頭だけふわふわしてる少年は猫のような口調で笑った。
紫に白のメッシュの髪をした猫耳の少年はにやけてトレイ・クローバーに「トレイ、新しい友達かミャウ？」と聞く。
俺はすぐに否定する。あって数十分程度だ。
トレイ・クローバー「此の少年は俺が言っていた三人の少年の内の一人だ。」
俺はすぐに少年の頭を鷲掴み、引っ張って行く。
…後で謝るから。
少年は「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ！」と叫んだ。
トレイ・クローバーは慌てて「俺が引っ張って行くから！」と言った。
俺は手を離した。
どう言う訳かトレイ・クローバーは少年に説明した。
少年は目を見開きまた俺に引っ張られたような反応をする。
少年「リドルの母親に会うのかにゃ！？」と驚愕。
A「一人仲間が増えます。ならあの母親に叶う筈です。安心してください。貴方が先頭です。」
少年「全然安心できないにゃ！」
こうして少年、アルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカーをパーティへ強制参加させた。
よくディズニーであるじゃないか。一人より二人、二人より三人て。
チェシャ猫なアルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカーは泣きベソをかきながら先頭に立った。
さぁ！いざ
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柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
