暑い国へ観光 ページ17
遂によく成長する年になった14歳
相変わらずに俺は魔法は学んでも、全然魔法を使わない。
炎、水、風は使える。
無属性は綺麗な光を出せる。光を数分出して癒される。これを一月に一回。
心地良い。
半袖の服で父親と熱砂の国へ行く。
カレーだ。ナンもある。無難にカレー食べよう。
中辛だった。
インドカレーみたいだ。
食べ終わり、適当に行ってると誰かの叫び声が聞こえた。
叫び声があった方へ行くと褐色肌の少年達がいた。
熱砂の国の住民だろう。
少年は二人いて、白い短髪に情熱な感じに似合う赤色の瞳の少年と、多分叫んだ本人の基本は冷静沈着だと思う黒く長い髪を少し編んで3つとも纏めて縛った少年。
黒目の少年は虫を見ていた。
虫？
ちょっと驚いたがよく確認するとゲジゲジだ。
ムカデとちょっと似てるが害はないのだ。
前世で虫を箱に入れてムカデがゲジゲジを食べる動画が…おっと、これは禁断だった。
俺はピンセットでゲジゲジを取り、遠くへ置いた。
害虫駆除出来るゲジゲジは殺さない方がいい。
俺は元の所へ戻ると虫嫌いの少年がホッとしてる。
虫は殆ど嫌いなんだろうな。
…でも、もう一人の少年の頭の上にカマキリが……。
少年はまた声にならない声を出したから、カマキリをピンセットで取ってやり遠くへ置いた。
明るい少年は「ジャミルを助けてくれてありがとな。」と笑顔で言った。
久しぶりの善のオーラに俺は心温まる。
明るい少年の白く高そうな衣装から多分高い位の人。
冷静になった少年はそんなに高い品では無さそう。
ジャミルと聞くとジャファーを思い出すな。
…真逆明るい少年は王族か？
A「あのまま放置するのも気が引けたので良いですよ。」
明るい少年「此の国では見たことない顔だが観光か？」
A「はい。」
明るい少年「なら、お礼におすすめの所へ案内するよ。」
A「おすすめ？」
俺が質問する前に明るい少年は腕を引っ張って行った。
スイカやアクセサリ、デーツなどの売店を次々に回った。
A「えっと、少年。貴方の父親は？」
明るい少年「親父なら、家にいるぜ。何か大事な話みたいだけど。
そうだ、名前を言って無かったな。俺はカリム、カリム・アルアジーム。でこっちがジャミル・バイパーだ。」
丁寧に友人の名前まで。
カリム「お前の名前は？」
A「A・A。ただの熱砂の国の住民ではないでしょう貴方達は。」
ジャミル・バイパーは目をスッと細めた。
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柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
