カフェ ページ15
俺の姉は雑学が豊富でヲタクで優しい人。
寛容だから気を使う必要がないのだ。
対してケイト・ダイヤモンドの姉は寛容性に欠ける人らしい。機嫌取りに苦労してるみたいだ。
相手の心を何とかするのは良いがずっとは疲れるだろう。
ならば
A「どっかへ行きましょう。」
ケイト「え？」
俺はケイト・ダイヤモンドの手を引っ張ってカフェへ向かった。
着いたカフェは辛い物で有名なところだ。
ケイト・ダイヤモンドは目をキラキラさせた。
メニューはコショウを使用した食品が多い。
次は甘い物で有名な店。
ケイト・ダイヤモンドはさっきの店の様な反応をしなかった。
A「ケイト・ダイヤモンド、週に1.2回は最初に行った店をすすめる。」
ケイト「何で？」
A「辛い物は好きでも、甘い物好きじゃないでしょう。」
ケイト・ダイヤモンドは目を丸くして「何でオレが甘い物嫌いなの知ってるの？」声を上げる。
甘い物嫌いなんだ。
俺は小学生の反応で考察しただけ。
若い内は感情的な子がいるから。
A「ずっと気をつかっていては、返って爆発します。気分転換は悪い事ではない、お調子者の貴方なら分かりますよね？」
ケイト・ダイヤモンドはぼう然と立ち尽くしていた。
ケイト「名前…何て名前？」
A「A。苗字はA。休日とは言え、暇ではないので。では。」
ケイト「分かったよ。Aちゃん。」
ちゃん？
次の日には何かよくカフェ巡りに連れて行かれるようになった。
ケイト「オレの事は気軽にケーくんって呼んでいいよ。」
矢張り此の少年チャラ男になる。
友人9
ケイト「お嬢さんって呼んでたけど何で？」
A「名前知らなくても、知っても、大人になったらもう言いませんよ。」
ケイト「あ、そうなんだ。淡い夢だね、姉ちゃん。
あーあ、Aちゃんの姉とオレの姉ちゃんを交換して欲しいな。」
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柳玲霊鑑(プロフ) - 指摘有難うございます。しかし、此処だけの話…其れは伏線です。(о´∀`о) (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e9bdb0e98f (このIDを非表示/違反報告)
琥雪 - 19話の主人公が、ジェイドを呼ぶとき、ジェットになってますよ (2022年7月27日 15時) (レス) @page20 id: 7cb0ef4db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳玲霊鑑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時：2022年4月3日 22時
