しくじりグレートセブン ページ21
ジェイド「ジェットって誰の事です?」
最初に飛んだ言葉は其れだった。
嗚呼…そういや俺ジェイドにジェットと言ったな。
ジェイドはジェットサムがモデルで、フロイドはフロットサムがモデルなんだよな。だからそれで時々間違えて言うんだよね。
マレウスの角を見た時にマレフィセントって言った事有ったし。
ちょっと、混乱する。
A「海の魔女のビジネスパートナー。右腕の存在。」
そうだ…折角だしグレートセブンについて語ろう。
俺はトレインに黒板を使用すると言うと、トレインは何か凄く感心したように微笑んで頷いた。
トレインと知り合いである事に友人達は少し驚いた顔をした。
俺は教卓に立ち、椅子に座る友人達を見据える。
何人かの友人達は少しウキウキした気持ちが露わになっている。
俺はスマイルにならない代わりに口を穏やかにし、黒板に題名を書く。
「では、これより
【しくじりグレートセブン】を語ります」
一気にピタッと友人達が固まった。
黒板には大々的に[しくじりグレートセブン]と書かれている。
折角だし、中○先生のようにやろう。
俺は羽が生えた気分になり、天に昇る思いだ。
まずはQueen of Heartsと書く。
A「最初はハートの女王について。リドル寮長、ハートの女王とは何か?」
リドル「国を治め、憲法を遵守している人。」
A「そうだね。では次にエース。その女王に従えた者は何か?」
エース「トランプ兵。シロウサギ。」
A「うん、女王はその多くの者を纏めるリーダーである。彼女の熱心な姿勢は見事。しかし、問題が一つある。」
俺は一つ間を開けてまた質問した。
A「何で王様ではなく、女王が国を治めているのだろうか。」
グレートセブンのスカーの例を出した。
ポムフィオーレとディアソムニアは女王だが、あれはどうしても成らざるを得ない理由があったから省いた。
A「本来であれば、王様が政治を担うべきであった。しかし、王様は精神的に熱意が足りずダメである。
女王がやる事になったが、法にガッチガッチに縛られて爆発し、暴君になってしまった。
彼女には柔軟性とリラックスが必要であった。」
失敗の原因を書いた。
A「では、次にライオンの統率者について。レオナ寮長、彼の良い所は何ですか?」
レオナ「公平、見方。」
A「理解良し…。ラギー、当時で忌み嫌われていたのは?」
ラギー「ハイエナ」
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たろ。(プロフ) - パ、パ、パ、パパぁ!!!!! (2022年7月7日 15時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon
作成日時:2021年11月28日 19時