蓮「姉貴はやらねえからなぁあぁ!」← ページ32
「きょ、京谷くん……?」
京「……小翼……いたのか……?」
お互いに唖然とする。
まさか、清さんの言っていた高校生が、京谷くんだとは思わなかった……
そもそも、男子バレー部に所属しているなら、どうして部活に来ていなかったんだろう。
体調が良くない、とか……?
蓮「姉貴、どうした?そいつ、誰?」
蓮が隣から話しかけてきた。
「……隣の席の、京谷 賢太郎くん。
この間も、一緒にお昼ご飯食べたの。」
蓮「なんだとぉおおおぉぉぉおお!?」←
あっ、蓮がキレた。←
蓮「くそぅ……悔しいが、羨ましい………!!」
京「……?(……コイツ、誰だ?小翼そっくりだな……姉弟、か?)」
蓮「おい、反抗期目野郎!!
姉貴は絶対やらねえからな!!」←
ちょっと蓮…子供じゃないんだから……!汗
京「……別に、貰うとか言ってねえし。
つうかお前……小翼の何だよ。
弟か?」
蓮「そうだよ!!」
蓮の態度に、流石にプツリと来て、蓮の頭に拳骨を食らわせた。
貴「……蓮、いい加減にしなさい。
誰彼構わず怒鳴らないの。
……京谷くん、ごめんね。
うちの弟が……」
京「…べ…別に……」
京谷くんは、ばつが悪そうに目をそらした。
蓮はというと、頭を両手でさすり、「イッテェーー!!!」と叫びながら床で悶えている。
京「……小翼。」
急に京谷くんが、真剣な顔で私を呼んだ。
貴「……ん?何?」
京「……お前ら、双子なんだろ?
だったらよ……その……
名前で呼んだ方が、良いのか?」
キョトンとした私に、京谷は少し頬を染めて言う。眉間の皺が更に深くなり、目付きは険しくなったが、頬の赤さは引かない。
貴「……フフッ,そうだね。」
その顔は何となく可愛くて、思わず笑ってしまった。
快・和「「……バレーは?汗」」←
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蓮花46猫 - しろくろはさん» 返信遅くなってすみません汗お褒めの言葉ありがとうございます!更新がバラバラですが、頑張って更新します! (2019年7月9日 20時) (レス) id: 1c48e2b39a (このIDを非表示/違反報告)
しろくろは(プロフ) - 面白いです!続きが楽しみです!頑張ってください!! (2019年3月12日 20時) (レス) id: 6326fe9e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮花46猫 | 作成日時:2018年10月7日 0時