キミはこの世界のすべて【パズドラクロス】

story１９ ページ22

Aside


エ「おぉ！すっげぇ〜」

チ「僕クロッカスに来たのは
初めてです(✪▽✪)」


チャロとエースは相変わらずはしゃいでる
あんまりはしゃがないでほしいな…
まわりの視線が痛い…

そんなことを考えながら歩いていたせいか
人にぶつかってしまった



「あ、ご、ごめんなさい」

？「うわぁ！？ご、ごめんなさい」



濃いピンク色の短い髪をサイドで結んだ
とても可愛らしい…けどどこか
大人っぽい少女が私に頭を下げる



「え？！か、顔を上げてください
ぶつかったのは私ですし」

？「のぞみ！！あんたはまた人に迷惑を」



そう言って赤髪の短髪の少女が
のぞみという少女の頭をグーでグリグリする



の「い、痛いよりんちゃん」

り「本当にごめんなさいね」

「あ、いえ」

り「ほら、ココ達待ってるんだから」

の「は〜い」



そのまま二人は行ってしまった


仲良いんだな

なんか二人を見てると
昔のミル姉とランスを思い出した

大人っぽいのにどこか抜けてるミル姉を
いつもランスが叱ってたっけ？

ランスは昔からしっかりしてたな



「また、一緒に暮らせる日は来るよね」ﾎﾞｿｯ



夕日に照らされるのぞみさんとりんさんが
昔のミル姉とランスと重なる

そんな二人がぼやけて見えるのは
夕日の光のせい…だよね









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ミルトside



ミ「テビ〜ただいま〜」


私はデビに抱きつく


デ「おかえりデビ！ミルト様ランス様」

ミ「可愛い〜可愛いよ、デビ！」



デビのほっぺをムニムニしながら私は
いつものように振る舞う



ヴァ「帰ってきたから」

ミ「ヴァハトン様…」

ヴァ「ココ達とは会えたか？」

ラ「はい…」

デ「…ココ？？誰デビ？」

ミ「……ナイショ♡」



私がそう言うとデビは面白くなさそうに
頰をプーっと膨らませてすねた

それがまた可愛くて
私はデビをぎゅっと抱きしめる









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もう誰にも私の大切な人達を
奪わせはしない

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