31話 ページ35
どんどん人が入れ替わり、先にご飯食べ終えや人から自分たちの持ち場につき仕事を始めた。
「すごい、あんまにこういう光景みたことないから何か不思議な感じ」
サッチ「ははは、そうか？」
「うん、今日も1日が始まるって感じ」
なんか、朝早く起きるのっていいなと思った。
サッチ「ほら、お前も早朝から手伝ってくれたしもう疲れたろ？朝飯にするか？｣
「まだ大丈夫だよ、あとでサッチと一緒に食べる！」
サッチ「くぅう〜！嬉しいこと言ってくれるなぁ！！」
そう言ってサッチは、大きな手を頭に乗せてワシャワシャと撫で回した。
「ちょ、ナデナデが激しいよ」
そんなことお構いなくはははっと大きく笑って楽しんでいるサッチ。
？「朝っぱらから何を楽しそうなことしてるんだ？｣
「ハルタ！！おはよ！」
ハルタ「おはよA今日早起きだな」
「うん！朝からサッチの手伝いをしてた！」
ハルタ「へぇ、じゃあ今日の朝飯はAが作ったの？｣
「ううん、私は作ってあった具材を乗せてサンドイッチにしただけだよ」
ハルタ「それでも立派じゃん」
ほらよとハルタに渡されたサンドイッチとスープセット。
ハルタ「美味そうじゃん、いただきまーす」
あっという間にサンドイッチとスープを完食したハルタ。
ハルタ「ごちそうさん！」
そう言って、ハルタは食後の運動だと言ってそのまま出ていった。
俺らもそろそろ食おうぜと私の分のサンドイッチとスープを出してくれたサッチ。隣に座り込み、食べ始めた。
食べ終わると自分の皿はしっかり洗って片付けた。
サッチ「んじゃ、今日手伝ってくれたからご褒美になんかデザート作ってやるよ」
「いいの！？あ……でも…」
サッチ「ん？どうかしたのか？」
？「そいつは今罰でおやつ禁止にしてあるよい｣
この声は…！！
振り向くとそこには、マルコが立っていた。
サッチ「おやつ禁止？なんでまた」
マルコは、私の隣に座りいろいろと説明をした。
サッチ「あ〜まあ…なんだ｣
「私も悪かったけど、でも3日間おやつ抜きとか…サッチのおやつが食べられないとか…うぅ…悲しい」
サッチ「ほら、3日だけだしな？その分いっぱい飯食え！」
「んもう〜！！」
頬をパンパンに膨らませているとキッチンにある人物がのこっと入ってきた。
サッチ「おっ、末っ子が来たぞ」
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作者名：鈴麗 | 作成日時：2022年8月24日 22時
