□□□□ ページ11
『…ごめん、
急にこんな話して……』
賢志郎は少し黙り込んで、
首を横に振った。
川西『…ごめん
そんなん思ってたんや。』
『私こそ…ごめん。』
川西『…俺らさ、
初めて会ったん飲みの席やったやんか。』
『うん』
川西『ほんまは…その時からAの事、
ええなって思っててん。』
『えっ……』
川西『でも、がつがつアピールしても…
それこそ、
｢体目当てと思われたらどうしよ｣とか
色々考えて
…こうして付き合える事なったけど、
絶対そんなん思われたないし
なにより…
Aのこと大切にしたいし』
と少し顔を赤くしながらも答えてくれた。
『そう…だったんだ……』
うん。と頷いて
恥ずかしさを隠すためか、
賢志郎はお酒をひとくち飲んだ。
川西『…やから、
俺も我慢はしてんたんやで？ずっと。』
『……』
川西『………』
『………』
川西『なんか…めっちゃ恥ずいな……』
『……ご、ごめんっ……』
川西『いや謝らんでええよ…
……でも嬉しいわ。
Aもそんなん思てたんや。』
『っ……』
やっぱり自分でも
めちゃくちゃに恥ずかしくなってしまう。
川西『ほなこれからは……
…我慢せんでええって事やんな……？』
と、さっきとは打って変わって
少しニヤついた表情をしている。
『いやそのっ…えっと……』
少しずつ近づいてくる賢志郎の顔に
全く目が合わせられない。
川西『……彼女にこれ以上
我慢させとくわけにはいかんやろ？』
『で、でもっそんな……いきなr…っ』
喋っている途中で
賢志郎の唇が、私の唇を強制的に塞いだ。
私の顔は、
すでに燃えそうなほど熱くなっていた。
『………』
川西『…………場所、変えよか…？』
私はその一言に頷く事しかできなかった。
END
＿＿＿＿＿＿
河井さんの小説を更新しようと思ったら
なんか川西さんの妄想が邪魔してきました。
それをそのままぶつけました。
あっちも早めに更新します〜
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あいき(プロフ) - ますみさん» ありがとうございます！ベタだけどこんな青春やっぱ憧れます…更新がんばりますっ (2020年6月23日 0時) (
レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - 幼馴染の話読みました。キュンキュンしたしお互いが素直になれない部分があって良かったし川西さんが中々言い出せない感じそして喧嘩からの結ばれて良かったです。しかも川西さんで。嬉しいです。またの更新楽しみに待ってます。 (2020年6月22日 0時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
あいき(プロフ) - ますみさん» 上手いだなんて私にはもったいない言葉…ありがとうございます！頑張ります！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - ですよね。川西さんのはキュンキュンしますね。作者さんも書くの上手くていつも楽しみにしてます。是非是非また川西さんで書いて下さい。あ、全然作者さんのペースで構わないので次回の更新楽しみに待ってます。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
あいき(プロフ) - ますみさん» ありがとうございます！！川西さんって何やってもキュンキュンですよね……更新頻度をなんとか上げれるように頑張ります！！ (2020年6月16日 18時) (レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいき | 作成日時：2020年3月26日 1時
