後輩大好き芸人 >> いたち愛され ページ1
黄色い歓声の中
軽く会釈をしながら登場する。
蛍原『皆さんは、なんのくくりですか！』
山内『僕達は』
｢｢｢後輩大好き芸人です！｣｣｣
と私を間にニコニコな濱家さんと山内さん。
嬉しさと恥ずかしさで
どんな顔をしたら良いのか分からないまま、
この異様な状況に少し笑ってしまう。
蛍原『まずはじゃあ
仲良くなったきっかけやね〜。
かまいたちから！お願いします！』
かまいたち『はいっ』
濱家『え〜僕らは
皆さんご存知、Aですねっ』
と私の肩をポンッと軽く叩く。
濱家『僕らが大阪NSC26期生なんですけど、
卒業して2.3年後くらいに
NSCの子らと話す〜みたいなお仕事頂いて
その時に生徒やったのがAで…
まぁきっかけというか
初めて会ったのはそれですね。』
蛍原『あ、そうなんや〜。
その時に仲良くなったわけではないんや？』
山内『ご飯とか一緒に行くようになったのは
AもNSCを卒業して、
劇場で一緒に出るようになってからですね』
蛍原『あ〜なるほどな
え、当時はどんなイメージやったん？』
濱家『まぁ始めは普通に
｢あの時の子か〜｣ぐらいの感じでしたね。』
蛍原『あ、そうかそうか。
その時は仕事で行ってるから
そんながっつりは絡まんしな。
Aはどんなイメージやった？』
『今はお二人ともこんな感じですけど、』
かまいたち『ﾎﾞｿｯ)こんな感じ…？』
スタジオ『www』
『当時は、若いっていうのもあってか
やっぱり尖ってる感というか…
濱家さんは特に…少し怖かったですね。』
濱家『えっ、そうなん…？』
『当時は、ツッコミっていうのもあってか
今より口調も荒かったし
身長高いし目付き悪いし』
ケンコバ『濱家お前…
ほんまは嫌われてるんちゃう？www』
濱家『いや、ちょっと待って！？』
と立ち上がって
私を｢そうなん！？｣と
指差しながらうろちょろしている。
ケンコバ『立つなや！デカいねんから！
ほらAも怖がってるやん。』
というケンコバさんの言葉に合わせて
怖がる素振りをみせる。
ケンコバ『まだデカさに慣れてないんやから、
立つ時はちゃんと断り言わんとww』
濱家『こんな長いこと一緒おって、まだ？
まだ慣れてないん？』
スタジオが笑いに包まれる中、
濱家さんは
｢いや始まったばっかでこれはあかんわ〜｣
と言いながら静かに席に着いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいき(プロフ) - ますみさん» ありがとうございます！ベタだけどこんな青春やっぱ憧れます…更新がんばりますっ (2020年6月23日 0時) (
レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - 幼馴染の話読みました。キュンキュンしたしお互いが素直になれない部分があって良かったし川西さんが中々言い出せない感じそして喧嘩からの結ばれて良かったです。しかも川西さんで。嬉しいです。またの更新楽しみに待ってます。 (2020年6月22日 0時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
あいき(プロフ) - ますみさん» 上手いだなんて私にはもったいない言葉…ありがとうございます！頑張ります！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - ですよね。川西さんのはキュンキュンしますね。作者さんも書くの上手くていつも楽しみにしてます。是非是非また川西さんで書いて下さい。あ、全然作者さんのペースで構わないので次回の更新楽しみに待ってます。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
あいき(プロフ) - ますみさん» ありがとうございます！！川西さんって何やってもキュンキュンですよね……更新頻度をなんとか上げれるように頑張ります！！ (2020年6月16日 18時) (レス) id: 9f082eefe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいき | 作成日時：2020年3月26日 1時
