短編アギシュ(仮) (ページ27)

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待つ >> 和牛川西ページ27

[注意]

この小説は
[和牛]ゾンビになっても。
の11.12の間くらいの話の設定で

一応、川西さんの彼女という設定ですが
川西さんとの会話は特にありません。

｢実はこの時…｣的なテンションで作ってます。

……が、そのくせ内容が薄いです。

それでもOKという
心の広い神様だけ読んでいただければ
とてつもなく嬉しいです。

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[水田side]

泣いている賢志郎に、
何となく頭に浮かんだ事を言ってみた。

『……芸人やめて、どっか遠いとこ行こか。』

川西『水田くんは
俺とやなくても、もっと上に上がれるて。

俺より水田くんの魅力を引き出せるやつも
周りにいっぱいおるし。

………何より、水田くんの人生を
これ以上めちゃくちゃにしたくない。』

……は？[俺とやなくても］？

ここまで一緒にやってきて
何言うてんねんこいつ。

『俺は、賢志郎と[和牛]として
売れな意味無いねん。』

そう言うと、
賢志郎は少し目を見開いて
すぐにまた下を向いて悲しそうな顔をした。

川西『……完璧にゾンビになったら？』

『？……その時はその時やん。』

そういうと
何故か賢志郎は何故かプハッ、と笑った。

『……？？』

………まぁ笑ってくれたんならええけど。

『あ。一応、誰かに言っとくか？』

川西『……いや、ええわ。』

『ええってお前…

…………Aちゃん、どうすんねん…』

川西『ええねん。
こんな姿あんま見られたないし。
最後くらいは、ちょっとでも
カッコイイ彼氏でおりたいねん…』

と悲しそうに笑った。

『……賢志郎がええならええけど。』

川西『まぁ、こうなって
連絡は取らんようにしてたからな。

……水田くんは彼女に言うたん？』

『ああ俺は………て、彼女いませんけど！？』

川西『知ってる……ww』

『嫌みかお前！』