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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜後日談〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
む「それでは、後日談入らせて頂きます。
ではるいさんどうしますか?」
『えっと、じゃあ、退院から数年立った日に、狂気山脈についてのテレビニュースを見てるっていうのでお願い出来ますか?』
む「了解です。誰が出されることも出来ますけどどうしますか?」
『1人で大丈夫です。アドリブで入れたかったら入れてください。』
む「わかりました。では、退院から数年後、貴方はテレビニュースで狂気山脈についての話題を見ています。」
『………懐かしいな。
琳、歩楓、梓、K2、コージー……。
もう1回……会えないかな…』
む「その時です。貴方は、テレビの中で懐かしの名前を目にします。
K2、コージーの2人です。」
『っ……!
なぁ、2人は、まだ登りたいって思うか……?』
『じゃあ震えた手でスマホを取り出して終わりです。』
>独り言を泣いて呟く……。
>スマホ取り出してどうしたんだろう…
>心に刺さる。
む「じゃあ次シャークんさん。」
鮭「えっと、じゃあ退院してから数週間後、るいさんと通話してるって言うのでもいいですか?」
む「勿論です。では、お願いします。」
鮭「………あ、もしもし…」
『…はい?一ノ瀬です。』
鮭「えっと、琳です。鮫島琳…。」
『琳か…。久しぶり。あの時以来だね。
どうしたの?そっちから電話なんて珍しいね。』
鮭「いや、少し山登りの事を思い出したので。」
『そうか。
………琳、俺はな、狂気山脈って生きてるのかもなって思ってる。
恐ろしかったんじゃなくて、ワクワクしたんだ。もし生きてるのならって。』
鮭「……はい。俺もそう考えてました。」
『琳、もう1回だけでいい。いつか、リベンジしてみよう。
俺らの山に。』
鮭「言われなくても…、行きますよ。」
『終わり、かな?』
鮭「はい。ありがとうございます。」
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2021年10月12日 7時