6話 ページ6
薬を…飲むのは今日の夜で大丈夫か。昨日の夜飲んだし。大丈夫だよね。行けるよね。5話でちょっと鬱になったけどいけるよね。
とりあえず夜ご飯買わないと。大江…戸スーパーだっけ?主要キャラとかいたら最悪だな。いやでも行かんといけんし?まぁ私美人でもないから話しかけられる事はないだろう。目立つことも。いかん。悲しくなってきた。鬱になってきた。ほんとなんでこんなことになってるのよ?草履は歩きづらいし。着物は苦しいし。
いや憧れだったけど着物着て街を練り歩くの。こんな形で叶うとは。いや、簡単に鬱になるのはよそう。フラグが立ったら死ぬ。いくら貧乳とは言え、トリップしたんだ。フラグは何が何でも立ちやすいから折らないと。あ、鬱になってきた。
と、上記の思考をループしながら病院から真っ直ぐ店に向かう(相変わらず街の人に道を聞きながら)
時間帯はまだ夕方ごろなのだろう。視界が夕焼け色だ。春も近いのか、風も心地いい。視線を巡らせれば、子供たちはそろそろ帰ろうかと準備をしている者もいればまだまだ遊ぶ気満々のわんぱく小僧もいる。その中にアル中女も居るのを見逃さなかったが、知らぬ顔をした。
店にようやく着き、カゴを持って夜飯を考える。
ふむ、どうしよう。気分的には肉をガッツリ食べたい気分だが。
カレー…ハンバーグ…だめだ時間がかかる。うん簡単に炒め物にしよう。適当に野菜と肉をかごに入れる。あーあと調味料必要か。
あと甘い飲み物。チョコ。この2つは外せない。何処かの砂糖侍じゃないが私も生粋の甘党だ、これだけは外せない。
よし、これだけ買えばいいよな。
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作者名:ケサランパサラン | 作成日時:2023年8月18日 4時