片想いとサイダー [松田陣平]

31話 ページ33

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あれからすぐに他の人たちも到着

合コン(？)が始まった





男性陣は、松田くんと萩原さんを含む6人が爆処班らしい

残りの3人は席が離れてて聞こえなかった

仁村さんの想い人は誰なんだろう…

松田くんだったりするのかな…






ちなみに席は苗子が1番端でその隣に私、間に5人挟んで向こうの端に佐藤さんと由美さん

佐藤さんたちと離れちゃった…

ちょっと寂しい私をよそに、あっちはすごく盛り上がってるみたい笑







あと、苗子と私の前は今日初めて会う爆処班の人たちで、その隣に松田くん、萩原さんと並んでいる







男1「Aちゃんと苗子ちゃんだよね？
2人とも配属先どこなの？」







特に何を食べるわけでもなくちまちまサイダー(ここでもか)を飲んでいると、

前に座っている…確か青井さん？に声をかけられた







「捜査一課です」

三「私は交通課です！」

男1「へぇー！そりゃ見かけたことも無いわけだ笑」

男2「こんな可愛い子達がいるなんて知らなかったなぁ」







よ、よく聞くThe合コンな発言

この人もう酔ってる…？

ていうか、






三「可愛いなんてそんなー笑」







今日初めてわかったんだけど、
苗子、地味に返しが上手い…笑







女1「ええ〜松田くん彼女いないんだ！」

女2「こんなにイケメンなのに〜！」

松「…まぁ」






？！







隣から聞こえてきた聞き捨てられない話題

いや松田くん気だるさMAX

そんなところもかっこいいけど…







そういえば必死に思い続けてるけど彼女とか気にしたこともなかったな…

確かに、いる可能性だって十分にあったのに







よかった…彼女いないんだ







って、いなくても私には無理だよ…








こんなことを考えて顔を横に振る私は、
この姿を萩原さんが見ていることには気づかなかった

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