片想いとサイダー [松田陣平]

22話 ページ24

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佐「じゃあ私近くの高木くんと合流するから
これ乗って帰ってて」

「えっ？！」








全員揃ったからこのまま署に戻るんだとばかり思っていた
私に車のキーを預ける佐藤さん

顔を近づけておちゃめにウインクなんか決めちゃって…









そういうことか…笑








ってちょっと待って！！！

歩いていこうとする佐藤さんの腕を急いで掴む







「さ、佐藤さんも一緒に_ 」

佐「高木くんに用があるのよ！(嘘」

松「パトロールという名のデートしよーってか」

佐「あら、そんなことしないわよ
松田くんがしてきてもいいのよー」






なんて言いながら歩いていった佐藤さん…

止められなかった……






松「……は？」








…ですよね笑







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という訳で、"佐藤さんの車"の運転席に松田くん、
助手席に私というなんとも面白い状況が出来上がりました






ちなみに緊張しすぎて汗が止まらない…手汗…やばい…

お昼に食べた小さいおにぎり全部出てきそう





まさか松田くんが運転する車に乗る日が来るなんて
思いもしなかったな…







「あの、運転ありがとうございます…」

松「おー」








人間誰もが必ず経験したことがあるであろうこの緊張から来る凄まじい気まずさ







松「免許持ってんのか？」

「は、はい…一応」







ふーんと言いながらズレていたサングラスをなおす松田くん

相変わらず私に興味ないんだろうなって返事だけど、
何をしていても絵になるなぁ

松田くんが隣にいるだけで私はお腹がいっぱい







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お星様が赤？オレンジ？になりました！！！！

まさかこんなことになるなんて思ってもいなかったのでびっくりです、震えてます…笑

全て皆様のおかげです
ありがとうございます(;_;)

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