片想いとサイダー [松田陣平]

1話 ページ2

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"ほらっ、んな顔してねーでよ
軽い気持ちで、ぱーっと生きよーぜ"



"一緒に強くな____「Aちゃん！！






ん……






？「Aちゃん起きて！！！Aちゃん！」





誰か私を………呼んで……







はっ……！！！！！







「すみませんっ……！寝てました！寝ちゃってました！」

佐「も〜っやっと起きた！
そんなふうに言わなくても寝てたことは知ってるわよ…笑」







ぱっと顔をあげると私のバディである佐藤さんが立っていた

手元を見るとデスクのうえいっぱいに広げられた資料

…やってしまった







「…すみません」

佐「気にしないで、
最近休めてなくて疲れ溜まってるはずだし」







そう言って今度はにこっと笑いかけてくれた

相変わらずお美しい…







佐「私やること終わったからAちゃんに声かけて先に上がろうと思ってたんだけど、どう？一区切りついた？」

「あっはい、大体は！けどあともう少しだけ進めてから帰ります」

「そう？じゃあ申し訳ないけど私先に帰るね」







分かりました！お疲れ様です！と返事をすると

気をつけて帰りなよ〜と言いひらひら手を振って帰っていく佐藤さん








はぁ…寝ちゃうなんて最悪だ…

早く寝てた分巻き返して帰ろっと






ﾋﾟﾛﾝｯ







再び仕事に取り掛かろうとしたところで携帯の通知がなった






苗子[今から千葉くんとご飯行くことになった！]






というメッセージの後に、
変なくまが、わーいってしてるスタンプも送られてきた

相変わらず仲良しだなぁ









[いいじゃん！楽しんで！]







すぐに返信をして、仕事に取り掛かった

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