66話 ページ19
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…どうしよう
どうしようどうしよう…！！
「私…松田くんの胸に…」
エレベーターに乗り込み12階のボタンを押して奥の壁にもたれ掛かる
それと同時にさっきの松田くんの顔が脳裏に浮かんだ
正直何が何だか分からなかったけど、松田くんの腕の中に飛び込んだときのタバコの香りは今もはっきり覚えてる
ほんのり柔軟剤の香りもしたりして…/
顔が…というか全身が火照っている気がする…
(ﾁｰﾝ
エレベーターは考え事に耽っている私をあっという間に12階まで運んだ
まだ全然顔熱いよ…
あとは事務作業少し残ってるだけだしすぐに帰れるだろう…
頑張ろう…
帰ったら苗子に電話しなくちゃ
(ｶﾞﾁｬｯ
捜一についてまず初めに私のサイダーが置いてある冷蔵庫に向かう
これ飲んで頭冷やさないと……
白「Aちゃん、お疲れ」
「あ、白鳥さん…お疲れ様です」
サイダーを取りだし自分のディスクにつこうとしたとき、そばにいた白鳥さんが話しかけてきた
取り掛かっていたお仕事が一段落ついたのか大きく伸びをしている
白「佐藤さんと一緒じゃないんだね」
「…高木さんの車で戻ってきたんです /」
白鳥さんの言葉を聞き、松田くんの名前は一切上がってないというのに途端にさっきの出来事が蘇ってきた
より一層熱くなる頬に取り出したサイダーをあてる
こ、こんなんじゃ松田くんに気持ちがバレちゃう日もそう遠くないのかもしれない…
いや、だめだよバレて伝わるんじゃなくてちゃんと自分の言葉で伝えたいもん…
そんな勇気…ないけど…
白「Aちゃん…？大丈夫？」
完全に1人の世界に入り込んでしまっていた私を白鳥さんの声が呼び戻した
ぱっと顔を上げると白鳥さんは不思議そうに私を見つめている
「あっ、！すみません…！大丈夫です…笑」
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男刑事1『高木の名前が出ただけで…
やっぱりAちゃん高木のこと…』
男刑事2『この前も高木とぶつかりそうになったときめっちゃ赤くなってたし…って』
『『ないない笑笑』』高(おーーい！！！？
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lurin(プロフ) - あーるぐれいさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです…嬉しすぎます…！もっと楽しんでいただけるよう頑張ります( ¨̮ ) (2022年6月3日 19時) (
レス) id: 4b5ad4180e (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい(プロフ) - 初コメ失礼します！|ω・`）チラ本当に私好みの作品過ぎていつも更新楽しみにしてます(〃'▽'〃)これからも更新楽しみにしてます！ (2022年6月3日 17時) (レス) @page21 id: ee35cc356c (このIDを非表示/違反報告)
lurin(プロフ) - 桃花さん» コメントありがとうございます！ドキドキしていただけてとっても嬉しいです(＞＜)引き続きお楽しみいただけますよう頑張ります！ (2022年6月2日 19時) (レス) @page19 id: 4b5ad4180e (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - めっちゃドキドキして見てます。これからも応援しています！ (2022年5月28日 21時) (レス) @page18 id: 45cbc35a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lurin | 作成日時：2022年5月15日 21時
