私、鬼邪高校で自由に生きてます

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北林「…女？」

司「ああ、通称まじ…」

ﾊﾟｺﾝ

子気味のいい音がすると、司の真後ろに立っているA。

冊子を丸めたものを手に持ち、仁王立ちしている。

「なーにー？人のいない所で悪口？」

司「は？w言ってねーよw」

「言おうとしてた」

司「違うこと言うかもしれねーだろ」

「……ということは、言おうとしてたのね？それ、自白してることになるんだけどー、司ー、いい度胸じゃ…」

眉間に皺を寄せるA

司「嵌めんなよ」

「嵌めてない」

信田「司さんと、Aさんって、仲良いっすよね？」

北林「付き合ってんすか？」

二人とも顔を見合わせて、

「「それは無い」」

Aは、司の隣に座る。

司「つーか、こいつが、その女」

「「「え」」」

「え？何が？」

司「だからこいつは怒らすなよ、めんどうだから」

「ちょっと！めんどうって何よ！！」

司「おい、それより、泰清が…」

「転入したらしいね、泰志には会った」

司「は？」

司は怪訝そうな顔をする。

「いや、そんな顔しなくても…」

司「あいつには気をつけろよ」

「大丈夫だよ」

司「………」



ジャ「司さんもう、司一派を作りましょうよ」

信田「司さんがその気なら、俺たちいつでもやりますよ」

北林「やりましょうよ！」

「………」


司を担ごうとする面々に、無言の司を複雑そうに見守るA






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