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そう思うと、顔に熱が集まってきて、
つい口元を両手で覆ってしまう。

「……っあ、あの、私、その……」

しどろもどろになり、慌てていると、
強い力で彼の方に引かれて、
抱きしめられる。

その事にただただ驚いていると、

「Aセンパイも、俺のこと好きって、ことですか?」

「え?」

「俺と同じ気持ちですか?」

「っ!?」

驚いている彼の声のする真上を向けば、思いのほか彼との距離は無くて。

「……俺も、追試が終わらなければ、ここに来るの理由があるって思ってた。

でも、せっかく熱心に教えてもらったのに、変なことも出来なくて。

だから、90点取れました」

「え、ほんと!?すごい!」

単純に嬉しくて、にっこりと微笑んで祝う言葉を述べるが、

「それ、ダメだから」

「え?」

「そんな可愛い顔俺以外に見せないでよ…」

再び、彼は私を抱きしめる腕に力を込める。
すると、彼の胸にすっぽりと治まる。

鼓動が早く音を立てているのが聞こえた。


なんだか、無性に愛おしくなって、
彼の背中に手を回す。

「……っ!」

「…あ、ごめんなさい…」

彼はビクッと反応したので驚かせたと思って、ぱっと離れて顔を上げると、

彼の顔は真っ赤に染まっていた。

「大丈…」

「やばい」

「え?」

「いや、センパイ、それ、やばいから、ほんとに」

「え、あ、ご、ごめんなさい、なんだか、無意識に手が動いたというか」

「いや、なにそれ、可愛すぎでしょ…?」

「……は?」

「だめ、センパイ可愛すぎてだめ」

「……だ、だめって……それに、私、可愛い、じゃないんじゃない??」

「は?センパイめっちゃ可愛いから」

否定すると、かなり真面目な顔で言われてしまい、顔に熱が戻ってくる。

困惑してるとまた彼の腕の中に戻される。

「……なんか、落ち着く」

「……そう?」

「……寝そう」

「寝ないで、風邪ひくよw」

「海司くん、暖かいし」

「……センパイ、それわざとですか?」

「え?何が?」

「………いや、いいです」

「そう?」

「添い寝でも、しましょうか?」

「え」

「いや、やっぱだめ、やめときます。

こんな可愛いAさん、隣にいたら俺何するかわかんねーし」

「……もう!」


彼に随分と翻弄されている、

しかし、彼と共に穏やかな時間が過ぎていくのに幸せを感じていた。




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ビー玉(プロフ) - aggyさん» 分かりました!泰志、轟、村山でお願いします! (2020年1月1日 11時) (レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - ビー玉さん» 希望3人でお願いします! (2020年1月1日 10時) (レス) id: 4bc7925797 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - aggyさん» 嬉しいです(*´ω`*)(笑)メンバー何人まで大丈夫でしょうか? (2020年1月1日 10時) (レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - ビー玉さん» ちょっと書いてみたい欲出てきたので、書いてみますね!笑、ちなみにお相手はご希望なければ鬼邪高メンバーから選んで書きます! (2020年1月1日 10時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - なるほどです…書いて下さるだけで嬉しいです(*´ω`*)鬼邪高で負け無しの夢主ちゃんが媚 薬を盛られる話をお願いしたいです(T△T) (2020年1月1日 7時) (レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aggy | 作成日時:2019年4月3日 22時

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