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「……はぁ」
「最近ため息が多いですね」
「……そうだったかしら」
葵に何気なく指摘されたけど、なんとなく誤魔化す。
「ため息をつくと幸せが逃げますよ」
ガブリエルにも指摘されると、少し苛立って、
「…ため息をすることでのリラックス効果、あるのご存知ないの？」
「…それは……」
言い負かそうとしてやる。
「A、それくらいにしてください。
で、あなたはどうしたんですか？」
「……気を散らせたことは謝るわ。ただ、少し自己嫌悪に陥った、それだけ。」
「……そうですか」
「葵、今日の分はこれでお終い」
作成した必要書類の束を葵に渡す。
「ありがとうございます」
「今日はあと……」
「今日はもう大分疲れているようですから、休まれては？」
「そうね、そうさせて頂くわ」
葵の申し出に、有難く頷いて、荷物をまとめて部屋を出た。
「……はぁ」
このモヤモヤとした気持ちをどうにか出来たらいいのに。
気づけば、裏庭に足が向いていて。
座ってボーッとしていると、いつの間にかうとうととしていた。
「センパイ……センパイ？」
目を覚ますと、いつ日かのような光景、
隣には彼がいてを。
「……え？」
「センパイ、またこんなところで寝てたら風邪ひいちゃいますよ」
「…………その方が良かったかも」
自戒を込めて呟くと、
「何言ってるんですかw
とりあえず、これ着てください」
彼は苦笑いをしていた。
そして、足元に既にかけられていた彼のブレザーを肩にかけようとしてくれたが、
「いらない」
「センパイ？」
「……あなたは私にこんな優しくする必要なんてないのよ」
「どうしてですか？」
「……だって……だって…私、最低だわ」
「え？」
「ここに来るのが楽しくて。貴方の追試が終わらなければいいと思っていたんだもの」
1度思いを吐き出してしまえば、するすると口から言葉が零れ落ちていく。
「……え」
「最低でしょ？追試が終わらなければ、あなたが来るからって、あなたに会えるからって。
だから、そんな私に優しくする必要なんて……」
「それって」
「え？」
「センパイは、俺のこと、思ってくれてるってことですか？」
「……」
少しだけ顔を赤くした彼が、私を真っ直ぐに見つめ聞いてくる。
「……っ！」
その顔と彼の言ったことで、自分がどうしてこんなにもモヤモヤとしているのかがわかった。
私は彼のことが好きなんだと。
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ビー玉(プロフ) - aggyさん» 分かりました！泰志、轟、村山でお願いします！ (2020年1月1日 11時) (
レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - ビー玉さん» 希望3人でお願いします！ (2020年1月1日 10時) (レス) id: 4bc7925797 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - aggyさん» 嬉しいです(*´ω｀*)(笑)メンバー何人まで大丈夫でしょうか？ (2020年1月1日 10時) (レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - ビー玉さん» ちょっと書いてみたい欲出てきたので、書いてみますね！笑、ちなみにお相手はご希望なければ鬼邪高メンバーから選んで書きます！ (2020年1月1日 10時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - なるほどです…書いて下さるだけで嬉しいです(*´ω｀*)鬼邪高で負け無しの夢主ちゃんが媚 薬を盛られる話をお願いしたいです(T△T) (2020年1月1日 7時) (レス) id: 547e08c1ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aggy | 作成日時：2019年4月3日 22時
