花のち晴れ〜NEXT Season〜

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八乙女side




涼「ねぇ。あの人は？」

『あの人？』

慧「そぉ。さっきから寝言言いながら寝てる人。」

『え？あ…。神楽木。』

晴「……さいな。ホントになんだよ。」

『神楽木。』

晴「っ？やっ八乙女！？」

『そろそろ帰ってよ。』

晴「はぁ？他の奴は？」

『皆帰った。あんたも早く！ほら！』

晴「嫌だ！俺は帰りたくねぇ。」

『なんでよ。』

晴「父さんが帰ってきてるんだ。こんな哀れな俺を見たらまた…。」

大「え〜？もしかして怖いの？」

晴「えっ。」

大「フフッ。神楽木くん。大丈夫だよ。俺の父さんも怖いもん。」

晴「…。」

慧「どこの親も同じだと思うけどなぁ。」

晴「えっ？」

慧「俺の親もこんな時間までうろついてるもんなら怒りまくるから。だけどそれが親からの愛だとしたら？」

晴「あいつにそんなもんねぇよ。」

『神楽木！』

晴「えっ？」

『あんた最低っ。それがお父さんだよ。どれだけ冷たくても神楽木のこと実の子供ってわかってるはずだよ？』

晴「八乙女…。」

『意味わかんない…っ。』

(ドアの開閉音)


神楽木とかホントにお父さんのことわかってない！それが愛情なのに…。


『はぁ…っ。』

時「お嬢様？いかがなされした？」

『時松…。私の部屋にいつもの用意しておいて。』

時「かしこまりました。」


最近ついてない。なんでだろ。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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