もしも、あなたと恋したら １

story43 ページ44

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キーンコーンカーンコーンッ






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「 ハァ…ハァ…間に合った… 」





千歌「 Aちゃんファイトだよっ！」







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頑張れって言ったって、


ちょっと気まずくてうまく話せるかわかんない…






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恥ずかしくて下を向いて席に着くと







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涼介「 どうかしたのか？ 」







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そうだ…隣山田だ…




こんな化粧なんかしちゃって絶対バカにされる…！







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「 なにもないよ…！ 」





涼介「 ………。 」







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できるだけ山田とは顔を合わせないでおこう…








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と言ったのもつかの間……








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涼介「 せんせー、教科書忘れたんで隣に見せてもらっていいですかー？ 」





「 え…？！」





大貴「 ばかやろ山田！！あとでげんこつだ 」








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へいへいって適当な返事を有岡先生にし、無言で机を引っ付けてくる。







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「 持ってるじゃん…… 」





涼介「 やっと顔向けてくれた。」





「 あ………！ 」






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やってしまった…




なんてすぐ窓の方に顔を向けたけど、遅かったみたい







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