もしも、あなたと恋したら １

story42 ページ43

＊




＊




＊






.







みんな好きな人の気を引くために

努力してるって考えると







．









自分の格好が惨めになった。








.









「 好きな人のために…オシャレしてるんだ… 」





千歌「 Aちゃんもしてあげよっか♡ 有岡先生のためだよね？ 」





「 え…！そんなそんな… 」





千歌「 いいのいいの！！ほらこっちきてきて 」




.









千歌ちゃんの前に座ると、

千歌ちゃんはポーチを開け化粧道具を取り出している







.









千歌「 すぐ終わるからね！」









.








なんていった通りすぐ終わって…








.









「 え……これがわたし？ 」





千歌「 元が可愛いのにさらに可愛くなったね 」







.








鏡を見ると自分の変わりように驚いた。





おメメぱっちりのそんなにケバケバではなく、ナチュラルメイク





.









これで有岡先生見てくれるようになるかな…








.









千歌「 ほらほら！次英語の授業だし見せに行くよ♡」



「 あ、まってまって〜！」






.








教室に戻って行く千歌ちゃんの後を


口元が緩むのを抑えながら追いかけた。








＊




＊





＊

story43→←story41

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す