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「大ちゃんどうしたん?」
『…、』
「ちょ、辞めてよ」
「そこは捲ったらあかんから」
.
『なあ、なにこれ』
「なんでもない」
『何でもないわけないやろ』
「…ごめん」
.
「ちょっとアザができちゃって(笑)」
『なんで』
「私にだって色々あるんよ」
『人にやられたわけやないよな?』
「うん、」
信じられる人に話すことより、
信じられない人を庇うことを選んだ。
.
話さない方がメリットがある
話したら大ちゃんはやっと馴染めてきたのにどうなるかわからんし、みんなもドン引くやろうし
『そっか』
「ありがとう心配してくれて」
『ん、お大事にな(笑)』
.
本当は話したいんだよ、
怖いんだよ、
大ちゃんに助けてもらいたいんだよ
.
どこかで気づいて欲しいって思っている自分を恨んだ
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作者名:少女A | 作成日時:2017年9月7日 0時