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____ピロリンっ
シゲ:今会いに来てくれへん?
「うわっ、」
『どしたん?』
「いや別に」
『気持ち悪っ、、顔垂れ下がってんで』
「うっさい(笑)」
『先輩?』
「まあそんなとこやね」
『先輩のクラス何してるん?』
「コスプレ喫茶」
『へ〜え、行ってきたら?』
「いいん?」
『その代わりこっそり抜けてやバレたらめんどいから(笑)』
「天使!ありがとう!」
『俺と回れば良かったのに。』
、
「先輩!」
〈おおっ!〉
「来ちゃいました(笑)」
〈めっちゃ嬉しい。〉
「なにか用がありました?」
〈あのさ、あとでバンドやるから見に来てくれへん?〉
「もちろんです!」
〈一番前取ってあるから。〉
.
ざわつく会場の中スポットライトが当たった瞬間歓声が沸いた
"重岡めっちゃイケメンやん!あいつ!"
人気やねんな……
"小瀧もなかなかいけてんで"
.
〈あなたに届くように歌います〉
目が合った気がする。
完全に目が合った気が…
〈花、聞いてください〉
それは前からずっっと私が大好きな歌やった。
いつもの先輩とは全く違う。
ほんまに、ほんまにかっこよかった。
.
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作者名:少女A | 作成日時:2017年9月7日 0時