【H×H】イルミと結婚したい情報屋。2

51日目。 ページ7

「ねえイルミ何したの？？」

「は？」

「キルアくんに」

「ああ、キル？よく言い聞かせておいたけど。もう持ってこなくなったんじゃない？」

「うん、その件についてはどうもありがとうございました…で、それは置いといてさ」

「ん？」

「キルアくんさあ、すっごいガクガクに震えながら今までごめんなさい、もう二度とここへ来ませんって言ってたんだけど」

「あー」

「イルミ何したの？」

「……ちょっとね」

「？」

「あそこの情報屋に遊びに行くのはやめた方がいい、ヒソカが入り浸ってるからって言っといただけだよ」

「うえっ、マジかよ……ヒソカさんどんだけ怖がられてんの」

「まあそれだけじゃないけど」

「まだあるんだ」

「うん。
あの情報屋の女はキルくらいの歳の男の子が大好きだからいつか取って食われるよって」

「おい」

「ゴンも危ないからもう近づかない方がいいって言っといた」

「おい！」

「何？」

「何？じゃないだろうよ、何勝手なこと言ってんの？！明らかにヒソカさんより私が怖がられてんじゃん」

「そう仕向けたからね」

「何で？！」

「なんとなく」

「おい！！！」

「まあこれでここも静かになるでしょ」

「静かすぎるのも嫌だっての……」

「どうせ一人になってる時間はほとんど無いんだからいいんじゃない」

「はあ？！そんなこと……いや待てよ、そういえば最近イルミが毎日来てるから、あんまり静かじゃないような……」

「じゃあ俺帰るから」

「待って待って！それはこれからも毎日来るって解釈していいの？！あっ、こら出て行こうとするな！」

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