第二十三話 ページ24
Aside
A「溜まり場に金ちゃんいない…
どこだろ？まだ、学校来てないのかな？」
学校の廊下を歩いて、金ちゃんの姿を探す。
かれこれ五分ほど歩き回ってるけど
いっこうに姿が見えない。
A「…何なのさぁ…」
「相変わらず男をオトす顔だな」
A「…草薙…」
金ちゃんが見つからずにふてくさていると
向かいの階段から声がかかった。
すらっと背の高い男。
私の耳を擽るような甘い声。
A「お前の顔は女をオとす顔だよ」
皮肉をたっぷり込めて返す。
草薙のいる階段を上がっていって
真横を通ったときだった。
階段の踊り場の壁に突然からだを押し当てられた。
A「…何のつもり…？」
私がそう聞いても口を開かない草薙。
私の足の間に軽く自分の足を割り込ませると
両手を上で組まされて押さえつけられたら。
私の顎をつかんで無理矢理目を合わせられた。
草薙「こんな所をお前の兄に見られたらどうなる？」
A「確実にお前を殺すね」
草薙「お前、過去に何があった？
何でそこまでして兄に忠誠を誓っている？」
A「…別に…。
私が金ちゃんを守る。
ううん…今度こそ守りたい。」
草薙「…守りたい…？」
A「っ、…何でもない。
早く離してくれる？痛いんだけど」
私の言葉でやっと手を解放した草薙。
不適な笑みを残して校舎内を歩いていった。
「何してる、A。」
A「！金ちゃん…！」
階段の下から声がかかって
振り向いた先にはずっと探してた金ちゃんの姿。
走って駆け寄ると、腰に腕を回されて
溜まり場の方へと連れて行かれた。
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京叶 - りぃなさん私は、今日から短編を書こうと思います！私の先生になってください！！ (2014年8月4日 19時) (
レス) id: e38c4f423d (このIDを非表示/違反報告)
羅火(プロフ) - 見つけたーd=(^o^)=b (2014年2月22日 21時) (レス) id: 41463a1698 (このIDを非表示/違反報告)
蝶葉(プロフ) - うかさん» あいよー (2013年11月24日 6時) (レス) id: 00faed0d6d (このIDを非表示/違反報告)
うか - おお、ついに見つけましたよ笑笑更新ふぁぃてぃーん♪ (2013年11月18日 19時) (レス) id: 9e6a7aabbb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白いです！がんばってください！ (2013年11月16日 22時) (レス) id: fc25b83a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶葉 x他1人 | 作成日時：2013年7月14日 21時
