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第二話 ページ3

A「…はぅ…」

獅子丸「A、新しい先生がきたよ」


俺の肩を枕にするAの頬をつまんで
無理矢理起こした獅子丸。

Aは未だに眠いらしくて、
俺の胸元に顔を押しつけて唸っている。


荒木「自己紹介カード、後ろに回してー!」

一通りの自己紹介をした先公が
どんどん紙を回していく。

一応、俺たちの方に回ってきた紙を
Aは面白がってみていた。

A「好きなバッタ…んー、虫苦手ー」

荒木「じゃぁ、好きな人でも良いぞー!」

A「ボンと獅子丸と金ちゃん。」


そう呟いたAが自己紹介カードに
書き込んでいく。

A「せんせー、これいつまで?」

荒木「提出か?早めに出してくれ!」


Aに言葉を返した先公に向かって
コータローが何かを投げつけた。


A「…よし書けた。」

ボン「ホントに好きな人書いてるし。」

A「だって、虫苦手だし。」

ボン「てか、そんなの書かなくても…」









ガタンッッ


書かなくてもいいじゃん。
そう言おうとしたのに
それは机をなぎ倒す音でかき消された。

A「ぅわー。

  コータローの、ワンパン喰らったよ…」


痛々しそうな目で苦笑いを浮かべていったA。


それなのに、新しい先公は直ぐに起きあがった。

荒木「いててっ…」

ボン「…コータローのワンパン喰らって
  立ち上がりやがった」

A「…やるねぇ…あのセンセ。」



何度殴られようが立ち上がる。

その繰り返しをしていた、
荒木の元へ武原くんが歩いていった。









ガンッッ


金造「…先公が俺らの所に入ってくんじゃねーよ」


先公を二階の窓から殴り落とす武原くん。


武原くんの低い声が教室に響く。

でも、また直ぐにあの教師は壁這い上がってきた。


…落ちたけど。



A「…面白いことになりそうだねぇ」




武原くんに向かって言ったAは
また、俺の肩を枕にして眠りについた。

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設定タグ:仮面ティーチャー , ボン , 京本大我   
作品ジャンル:タレント, オリジナル作品
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京叶 - りぃなさん私は、今日から短編を書こうと思います!私の先生になってください!! (2014年8月4日 19時) (レス) id: e38c4f423d (このIDを非表示/違反報告)
羅火(プロフ) - 見つけたーd=(^o^)=b (2014年2月22日 21時) (レス) id: 41463a1698 (このIDを非表示/違反報告)
蝶葉(プロフ) - うかさん» あいよー (2013年11月24日 6時) (レス) id: 00faed0d6d (このIDを非表示/違反報告)
うか - おお、ついに見つけましたよ笑笑更新ふぁぃてぃーん♪ (2013年11月18日 19時) (レス) id: 9e6a7aabbb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白いです!がんばってください! (2013年11月16日 22時) (レス) id: fc25b83a14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶葉 x他1人 | 作成日時:2013年7月14日 21時

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