慎太郎side ページ2
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俺たちに気づいた人がどんどん増えることによって賑やかだった雰囲気も少しづつ変わっていき、
Aが鷲尾の目の前に到達する頃にはシーンと静まり返っていた。
鷲尾は彼女に気づくと、少し目を見開いたがすぐさま表情が戻り
鷲「…どうも。とても美しい方ですね、今日は私のパーティに来ていただきありがとうございます」
と初めましての反応をした。
『A、と申します』
鷲「ほう、何のお仕事をされて？」
『モデルです』
彼女の一言で、モデルのAだと確信した数人が��え、まさか��と凄く驚いている。
ジロジロと周りから見られているAはそんなものを気にもせず真っ直ぐ鷲尾を捉え、綺麗な笑顔を振りまく。
鷲「あら、そうでしたか。存じ上げず申し訳ない。そんな方が私の応援をしてくださるなんて心強いです」
『いえ。とんでもない。数ヶ月前にフランスから日本に来たんです。楽しく過ごしてたんですけど、この間はどこかのチンピラに襲撃をされましてね…そんな物騒な日本を鷲尾さんなら変えてくれるかなと』
鷲「……ほう、それは災難でしたね。」
俺でもわかる。
鷲尾は笑って受け答えしてるが目は全然笑っていないことを。
確実にAが誰なのか気づいてるはずだ。
『鷲尾さんの今後の活動も大変期待してます』
鷲「…ありがとうございます。」
手を指し出したAに合わせて鷲尾が彼女の手を握る。
握手と同時にお互いが微笑み合うのだけれど、どちらも互いを警戒しているのがわかる。
コイツは何のために来たのか、
もしやここで父親だと言いふらすのか、
鷲尾は何か仕掛けてくるか、と色んな思考を張り巡らせているに違いない。
『じゃあ、私はこれで』
鷲「もうお帰りに？」
『ええ、挨拶したかっただけなんで』
鷲「そうですか。ではまた、いつか」
『はい。…いつか』
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ちょりこさん» ありがとうございます！私も半年かけて書いた作品が終わったのは達成感もありますが、寂しさも感じてます😭またたまに読み返してカッコイイSPくん達を補給していただければと思います！！楽しい作品と言っていただけて嬉しいです！🙇♀️ (2022年11月27日 17時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回カッコイイたろを楽しみにしてたから 、終わってしまうのはちょっと寂しいですね 。でも楽しい作品でした！ (2022年11月26日 23時) (レス) id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ぁぃさん» ありがとうございます😭😭ぁぃさんのお話も大好きです！いつも楽しく読ませていただいてたのでコメント嬉しいです꒰( ˙ᵕ˙ )꒱ありがとうございます！ (2022年9月30日 8時) (レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 今読んでいる作品でダントツ大好きです🥲♡ (2022年9月30日 2時) (レス) @page23 id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶-アゲハ-
| 作成日時：2022年8月10日 0時
