547... 桜の葉 ページ44
まぁ良いか、とパカッと開ける。
そういや、しばらく開けてなかったから少し錆びてんな。
後でボスに油差してもらおう。
・・・・・やけに静かだな。
A「・・どしたの」
春奈「い、いえ・・//」
吹雪「・・・可愛いね」
ヒロト「でしょー」
.
そこには、満面花のような笑みを浮かべた小さな少女と
少女の両隣で肩を寄せ合って幸せそうに微笑む男女の姿があった。
.
A「・・・そ、かな」
豪炎寺「とっても幸せそうじゃないか」
木暮「ちぇー・・おもしろくねぇの」
A「ちょ、やめてよ。頬っぺた引っ張んないで」
何故か、その場がとても和んだ。
虎丸「？――何ですか？その葉っぱ」
ふと虎丸が、ペンダントの内側に貼ってある葉に気付く。
まだ青々としていて、綺麗な葉っぱだ。
A「あ・・有人」
鬼道「あれか」
風丸「何だ？あれって。っていうか、２人で何やってたんだよ」
A「そうそう。これはね、桜の葉なの」
虎丸「桜・・ですか？」
鬼道「雷門中の裏側にある住宅街の裏道を行くとある
小さな空き地にある大きな桜の木だ」
春奈「そんなのあったっけ・・？」
A「あまり知られてないみたい。
そう・・あれは、ライオコット島へ飛び立つ前の日だった――」
・
・
・
――決勝戦を終え、あたしは、フラフラと街を歩いていたんだ。
A「“各自準備しろー”ってか、あたしに準備は無いんだけどなぁ」
適当に歩き回ろうとしたのがバカだった。
本物のバカだった。
A「・・・・・・・・・・これ、迷ったんじゃね？」
―――――“怪盗が方向音痴ってどうよぉぉぉッ！？”
本気で泣きそうだったなぁ←
季節的には秋だったし、日が落ちるのも早いから
みんなに心配させないようにと、回りを確認して住宅の屋根に上ったんだ。
秋特有の、涼しい風を感じて気持ちが良い。
A「・・？」
するとどこからか、枯葉が舞い込んできた。
いくら秋とは言えまだ初め。
枯葉がもうあるとは・・・と、飛んできた方に目をやると
大して高くも無い住宅の奥から、ひょっこりの樹が覗いていた。
気になって、そこまで屋根を辿り行ってみる。
するとそこには、小さな空き地。
そして見慣れた姿・・――
A「――有人！」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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空羽音 怜優(プロフ) - アンケートは終了です!!!結果は�靴砲�!!! (2012年3月28日 11時) (
レス) id: 7360090df5 (このIDを非表示/違反報告)
美野(プロフ) - えっと・・・１と３でお願いします！楽しみにしてます (2012年3月28日 10時) (レス) id: 5d66c08cfc (このIDを非表示/違反報告)
ささっち(プロフ) - アンケートは1と3で☆大量更新お疲れ＾＾♪ (2012年3月26日 22時) (レス) id: 56f843ff79 (このIDを非表示/違反報告)
有莉風◆゜*о(プロフ) - 鬼道といちゃいちゃだと...!!好ましくn((蹴=アンケは1で!!! (2012年3月26日 20時) (レス) id: 548f80f250 (このIDを非表示/違反報告)
涼城氷雨 - アンケ…まず、１。もう一つで悩む(( うーん、２で!! 鬼道ｸﾝとらぶらぶｗ 楽しみだなぁ。ｱｹﾞﾊは高校どこ行ったのかとか。制服はﾌﾞﾚｻﾞｰなのかｾｰﾗｰなのかとか← (2012年3月26日 20時) (レス) id: 51544c733a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜優 | 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=cloverART
作成日時：2012年1月9日 17時
