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「あぁ、つばさ君。頼まれてた盗聴器じゃ」
「あ、博士ありがとう」
「ちょっと待って!さっき盗聴器ぶっ壊した癖に何貰ってんの!?」
「前々から頼んでたしちょうど出来たみたいだから今受け取っただけ、
大丈夫!合法的に使うから」
「盗聴器っていう時点で合法的ではないんだけど」
ジト目をすればいいと思っているのかコナン君は、まあ可愛いからなんでもいいけど。
時刻が14時を過ぎようとしている事に気付き阿笠邸を後にすることに。そのままバイクに跨れば後ろから昴さんに声を掛けられた。
「盗聴器を何に使うんですか?」
「ふふ、秘密…」
なーんてお茶目に言えば「いい歳して…」と悪態ついてきたので軽く睨んであげた。
気をつけてくださいねと優しい言葉をかけられ思わず動きが止まる。
普通このシチュエーションなら帰る時気をつけて、という意味で捉える方が正しいかもしれないが私には別の意味に聞こえた。
その時、初めて昴さんが別人に見えた。
考える素振りを見せながら一通りの少ない所にポツンと建っているコンビニで足を休ませる。
「あれ?紅さん、こんな所で奇遇ですね」
突然、自動ドアの向こうから現れた安室さんは私にそう声をかけてきた。
その姿を見てヒュッと喉が鳴る。
________違う、これは別人だ
伺うような目配りをすればそれに気づいたのか残念そうな顔をした。
「やっぱり気づいちゃうのね」
「貴女、誰」
「さて、誰でしょう」
ベリっと彼女は変装マスクを破る。そこから出てきた彼女の顔は欧米系でブロンドの髪色をした、いかにも美女だった。
自分の記憶に合致はしなかったが、黒ずくめの組織の者だということは明確なので警戒は緩めない。
そういえば、十の顔を持つ女が幹部にいると聞いたことがある。先輩も言っていた…
確かコードネームは
「ベルモット」
「あたりよ。貴女に覚えてもらえてたなんて嬉しいわ」
「バーボンの変装して何がしたかったの。それとなぜ私を知っている?」
「あら、私がそれに答える必要はないわ。そうね…あなたを知ってる理由なら話してもいいけれど」
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はづき(プロフ) - 茉莉(まつり)さん» 「本当にありがとう」という最上級の感謝の意味が込められています。分かりづらく申し訳ないです!これからもよろしくお願いします! (2018年4月28日 19時) (レス) id: 99fb8399f0 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(まつり) - あの英語ってどういう意味なんですか?面白いです!更新楽しみにしていますね!! (2018年4月28日 19時) (レス) id: 5299f2ee2b (このIDを非表示/違反報告)
はづき(プロフ) - アオさん» コメントありがとうございます!拙い文章ばかりになってしまうかもしれませんが、お付き合いして頂くと嬉しいです!頑張ります (2018年4月27日 22時) (レス) id: 99fb8399f0 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 続編おめでとうございます。続き楽しみに待ってます。 (2018年4月27日 22時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はづき | 作成日時:2018年4月27日 19時