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貴女side
「ごめんよ、コナン君。許しておくれ」
「つばささん、全然反省してないよね??
この状況も楽しんでなーい??」
「おっ、さすがコナン君!!私の事よく知ってるね」
「つばささん!!!」
あれからジョディさんの家をあとにして私のお家にコナン君を招いた。
私信頼してる人しか家に上げないんだよ?と言っても信じていないのか疑いの眼のまま。
まあ、それも可愛いんやけどな!!!
「でも、つばささんって23歳ではないでしょ?確かFBIに入るには23歳以上じゃないと試験も受けられないんじゃ…」
「うん、もうすぐ20歳になる19歳。だから基本的に表立っては公言しないよ?」
「19!?」
「うん、そう君より3つ上かな〜」
回転式の椅子でくるくる回りながらそう言うとコナン君の顔が少し険しくなる。
その意図が分かったのでめんどくさい事を彼が発する前に説明した。
「言っておくけど君の正体を知ってるのはFBIで私だけだよ、誰にも言ってないから」
「どうやって…」
「ハッキング。明らかに不自然な点が多すぎだよ、君は。奴らが本気で君を探そうとしたら簡単に特定できてしまう」
「っ!!」
「あ、でも安心して。あの日のトロピカルランドの防犯カメラを少し弄ったからもうデータは残ってないはずだよ」
そう言うと明らかにほっとした顔をする。
私が正体を知ってる理由を知ったからか、小学生の顔をやめ、高校生の表情をみせた。
「ったくよ〜。そういう事ならもっと早く言ってくれよなぁ」
「まあまあ、これで君も少し危機感を持てたでしょう?」
「………成程。俺はあんたの手の上で踊らされていた理由か」
…いや、自分の好奇心に逆らわずにしただけなんですけどね。
私をそうやってあげるのやめて下さらないかしら。
「とりあえず、私達の目的は同じわけだし私に出来ることがあればいつでも協力するよ」
「えっ、本当か!?それは助かるぜ!」
良かった。話を逸らせれた、と内心ホッとした。
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もうすぐ映画公開ですね!!
私は初日の1番早い時間で予約とってきました!
とりあえず楽しみすぎてしんどいです…
映画みてつばさを出せそうなら頭の中で妄想して楽しんできます。←2回目みるとき
わ!く!わ!く!
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作者名:はづき | 作成日時:2017年6月7日 19時